ケース1(路上で)
男「こんにちは!いやあ、よかった。俺は運がいいなあ」
私「?」
男「おれだよ、あんたの同僚のいとこだよ。一度会いましたね」
私「??」
男「実はついさっきあっちでガス欠になっちゃって。悪いけどちょっと金を貸してくれないかな」
ケース2(これも路上で)
男「お久しぶり。私ですよ。事務所のM氏の友人のGです」
私「(記憶にないけどとりあえず)こんにちは」
男「実はついさっきあっちでガス欠になっちゃって(以下省略)」
この場合は下調べしてるんですね。
ケース3(またまた路上で)
男「こんにちは。ほら、おれだよ。ジョゼフの友達だよ」
私「?」
男「ミシェル知らない?フィリップは?パスカルは?テオ?ジョルジュ?」
で知っている名前があってつい
私「アシュレムに住んでるジョルジュ?」
というと
男「そうそう!彼のいとこだよ。実はついさっきあっちでガス欠になっちゃって(以下省略)」
羅列する名前が「チン、チャン、シェン、ワン・・・」という中国名風のケースもありました
ケース4(これは自宅で)
男「こんにちは。私ですよ。町内会のものです」
私「(知らない顔だがとりあえず)こんにちは」
男「こんど町内会の青年部サッカーチームを応援するのに、ユニフォーム作りのための募金を集めてます」
ケース5(これも自宅で)
男「こんにちは。私ですよ。3軒先に住んでるSです。」
私「(知らない顔だがとりあえず)こんにちは」
男「実は妹が庭でバスケットをしていてけがしちゃって。急いで病院に連れて行きたいんだけどタクシー代がないんでちょっと貸してもらえませんか?」
続き
1と2
私「同僚はちょうど事務所にいますから、一緒に彼のところに行きましょう」
というとごまかして逃げていきました。
3
私「メルモーズのアンドレのところで会ったんだっけ?」
男「そうそう!覚えてた?」
私「アンドレって誰?知らないなあ。じゃあね」
4
私「選手が集まった時に教えてください。その時寄付しますよ」
5
私「そりゃ大変だ!私が来るまで病院まで送っていきますよ。一緒に家まで行きましょう」
男は数軒先の家に行き、現地の言葉でそこの住人と適当に挨拶を交わし、
男「妹は、もう病院に行ったそうです。ありがとう」
(1〜4のような体験があって少々いじわるな)私「それは心配でしょう。一緒に病院に行きましょう」
少し歩くと男は逃げ出しました。私が走って追いかけると、まわりは私が泥棒を追いかけていると思い、大勢の人間が「サチ!(泥棒)」といって後を追ってきます。みんな彼を捕まえようとします。すごい数の群衆になって彼は取り囲まれてしまいました。西アフリカではこういう場合、泥棒はたいてい死ぬほど袋叩きにあいます。
でもこの時は、彼が必死に「俺は泥棒じゃない!」と言ったのが通じたのか、袋叩きの前に、まわりが私に事情を聞いてきました。
これこれこういうわけですよ、と説明すると、口々に
「こいつどうする?あんたどうしたい?」
「うーん、みなさんにお任せします」
私はその場を離れてしまいましたが、さて、あの後彼はどうなったのでしょう。
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コメント
jujubeさんの対応が上手いですね。
感心しました。(笑)
投稿者: biwakokayo 2006年09月25日 14:18