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2004年01月07日

名もなきアフリカの地で

1月3日に「生まれた国から離れた両親と移住先の文化の中で育ったこどもたちの物語」について触れました。
そのひとつについて忘れないうちに書いておきます。

アフリカ関係のメーリングリストやいくつかの blog でも取り上げられていた映画「名もなきアフリカの地で」。
私は、妻と娘がマリに帰省している昨年の夏、名古屋での公開翌日の8月17日にアフリカにいる妻や娘を思いながらひとりで見に行きました。

西と東の違いはありますが、アフリカらしい空気が感じられる映画でした。
淡々と進むストーリーからは、派手な演出の多いUSA映画や、長いせりふ回しの多いフランス映画とずいぶん違うなあと感じました。

ナチスの迫害から離れ、なんとか新天地で生きていこうとする父親。ドイツの暮らしや家族の忘れられない母親。自然にアフリカの暮らしや文化を吸収していく娘。そんな3者がいろいろな出来事を通してその立場、考え方、関係を変化させていく様子を楽しんだ映画でした。
多くの観客はアフリカの自然と人々に育てられ大きくなっていく娘に共感を抱くのでしょう。もちろん私もそうでした。それを期待して見に行った映画でもありました。
しかしアフリカで自分の価値観を変えていく母親の変化にも魅了されました。
それはアフリカで多くのことを学んだ自分に重なるものでした。

ところで、この映画に不満もいくつかありました。

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コメント

こんばんは、今日やっとこの映画を見終わりました。ドイツ語だったので躊躇われたのですがなんとか最後まで飽きることなく見れました。懐かしく思い出した言葉は「ムズング」これは色が白いという事で白人だけでなく私も言われた覚えがあります。スワヒリ語だと思うのですが私の居たザンビアのベンバ語にも同じ言葉があると再認識して望郷の思いに駆られました。印象に残ったというか憤りを覚えてしまいなんでだろう?と自問自答したのは木下で死を待っている女性の姿に主人公?の母親が家に連れて行きなさいと命令したとこです。主人公の母親の死についての価値観がその後どうなったのか?作者に教えて欲しいと思いました。今時間とお金があるならば、もう一度ザンビアへ帰ってみたいと思いました。

もうひとつの「生まれた国から離れた両親と移住先の文化の中で育ったこどもたちの物語」についてここに書いておきます。

"Namesake"
(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0395927218/sahelnokaze-22The )
デビュー作「停電の夜に」 (http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105900196/sahelnokaze-22)
でO・ヘンリー賞、PEN/ヘミングウェイ賞、ピューリッツァー賞などを獲得した女性作家ジュンパ=ラヒリ(彼女の両親もインドからの移民)の初の長編小説です。
インドからUSAに移住した両親と USA で生まれ育った息子の物語です。

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