日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

東京

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20020910tokyo週末を東京の妹の家で過ごした妻は、久しぶりに喘息が出てしまいました。
東京に行くと程度の差はあるがいつも喘息になってしまいます。
夜中ゼイゼイと喉を鳴らし、苦しんでいる姿は見るのも辛いです。

妻が初めて喘息を患ったのも東京でした。
それは10年ほど前、妻が日本で初めての梅雨を迎えた時でした。
しかし、モーリタニア、マリ、ブルキナファソでは一度も喘息は出ていません。砂埃はまったく問題ないようです。

これは妻が砂漠で生まれ育ったからと言うだけではないと思います。
学生時代東京で過ごした私でも、東京に行くと必ず喉が痛くなる。帰ってきた翌日の朝は痰が喉に絡んでいます。

サヘルの砂漠化も問題だけれど、日本の大都会の空気の悪さもとても切実な環境問題だと、妻の喘息を見るたびに思います。
少なくとも私にとって「人間らしい」暮らしという点では、東京の方が問題が多い気がします。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2002年9月10日 16:59に書いたブログ記事です。

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