サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

旅程を決める

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家族3人西アフリカまでの往復。
帰りはそれに加えて息子も一緒だ。
4人分のチケット代は馬鹿にならない。
できるだけ安いチケットを探した。

いくつかの旅行代理店に当たってみると、フランス経由より、主にエチオピア航空を使うバンコク(タイ)とアジスアベバ(エチオピア)経由か、主にエミレーツ航空を使うドバイ(アラブ首長国連邦)とアビジャン(コートジボワール)経由が安かった。
しかしアビジャンはあまり土地勘がないので、移動や宿泊が高くつくかもしれない。
妻や娘連れでは安全面でもやや心配だった。
そこでさらに調べてみるとエミレーツ航空とモロッコ航空の組み合わせで、ドバイとカサブランカ(モロッコ)経由も可能だった。

昨年、マリでは治療が難しくなった祖母(妻の母)は、治療のため半年ほどモロッコに滞在していた。
この時とても世話になった妻の親類がカサブランカの近くにいる。
このルートは彼女に礼を述べる良い機会だ。
そこでドバイ、カサブランカ経由の日程を詰めていった。
「モロッコでお世話になった女性にお礼を言ってからマリに行く」
出発前に、電話で妻が義母に伝えると、義母はとても喜んでいた。

マリの中学を卒業した息子を、復路同行して日本に連れてくる予定だが、マリ国籍の息子は日本のビザを取る必要がある。
しかしマリには日本領事館がないのでセネガルでビザを取る必要がある。
在セネガル日本領事館に問い合わせると、息子が立ち会わなくても私が代理申請させていただけるという。
そこで息子のパスポートと写真をマリからダカールの友人宅に送ってもらい、私たちが往路ダカールに立ち寄った時にそれを受け取ってビザの申請をすることにした。
この方が、一旦マリに入ってからセネガル往復するより安く済む。

そんなわけで、往路はドバイ、カサブランカ、ダカール経由でバマコ(マリの首都)に、復路はバマコからカサブランカ、ドバイ経由で戻る旅程にした。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2006年7月28日 05:15に書いたブログ記事です。

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