アンティーク店のショーウィンドウ。
店主は中央の板に書かれている内容を知って、ここに飾っているわけではないだろうな、と変なことに興味を惹かれて撮った写真。
書かれてるのは、クルアーン(コーラン)の地震の章の写し。
一部文章が重複しているようだから、コーランを学ぶ学生が練習用に書いたものだろうか。
以下はその訳
「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
大地が激しく揺れ
大地がその重荷を投げ出し
「大地に何事が起こったのか」と人が言う時
大地はそのすべての消息を語ろう
あなたの主が啓示されたことを
その日、人びとは分別された集団となって(地中から)進み出て
彼らの行なったことが示されるであろう」
あと2節、下に隠れている。
「微塵の重さでも、善を行った者はそれを見る
微塵の重さでも、悪を行った者はそれを見る」
ここで語られる地震とは、物理的なものでなく世界の秩序の比喩だと言われる。