暮らしと旅の写真。日々感じること。砂漠との繋がり。

アシュークマシュ(掻痒)

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こんなトンブクトゥ地方のアラブ・トゥアレグの風習がある。

左手の掌が痒い時、
  1. 誰かに掌を掻いてもらいながら
  2. 「アッラーフンマサッリ アラーサイイドゥナームハンマディン ワアラーアリムハンマディン ワサフビヒワサッリム」とドゥアー(祈り)してもらい
  3. 神への供犠としてお金を手のひらに乗せてもらう
すると掌を掻いてもらった人は、幸運に恵まれる。
(ただしその「誰か」は心から幸運を望んでくれる人に限られる)

考えてみると、誰かが(手を掻いて、ドゥアーしてくれて)お金までくれた時点で、もう十分幸運なんじゃない?

さて最近、妻が
「左手が痒いわ。掻いて」
と言ってくる頻度が増えた気がする。
気のせいだろうけど。
うん、気のせい、多分・・・

妻はさらに
「小銭はダメよ。お札じゃなきゃ」
と言う。
そんな決まりはないと思ったけどなぁ
とにかく、財布の中に千円札がなくて5千円札とか一万円札しかないと大変だ。

で、最近に自分が身に付けた「生活の知恵」(笑)
・必ず財布に千円札を入れておく

5百円札があってもいいかな、と思う今日この頃。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2011年6月11日 09:33に書いたブログ記事です。

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