サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

2008年6月アーカイブ

近況報告

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妻が角膜移植の手術を受けることになった。
まずは片目。
状況によってはもう一方も。

しかし手術の説明ではネガティブな話がとても多かった。
術後の経過が思わしくなく、同じ手術を何度も繰り返している例も身近にある。
だから妻は不安がっている。
手術後はしばらく飛行機にも乗れなくなる可能性もあり、手術までに里帰りさせてあげることにした。
子供たちは学校があるので、妻ひとりの里帰りとなった。

そんなわけで現在、仕事をしつつ、炊事、洗濯などの家事と子供たちの世話をしている。
自分だけの料理なら簡単だが、子供たちのために栄養バランスを考えながら、朝晩の献立を作るのは面倒臭い。
レパートリーもあまりないし(笑)

というような愚痴を書く場所が欲しくなった。
また拙文を読みたい、あるいは砂漠の写真だけでなく暮しや家族の写真を見たい、と言うありがたい御言葉もいただいた。
そこで、砂漠以外の写真と日記のようなブログを始めることにした。

Les bornes
"borne"はフランス語で「里程標」。

写真について言えば、自分の方向性が少しずつ定まりつつある、あるいは変りつつあると思う。
過去の写真ばかりになってしまう砂漠の写真ブログTENEREより、ここ3年ほどと今の写真を載せていくこのLes bornesに、その変化が見えるだろう。

それは進歩でなく迷走かも知れないが、撮り続けよう。
しかし何よりもまず、妻や子供たちとしっかりと歩いて行こう。
本を読み、ニュースを聞き、アンテナを張り、世界を見つめよう。
それがファインダーを覗く眼差しに繋がるはずだ。
Les bornesは未完成だが、ゆっくり更新し、暮しや写真のことをいろいろ愚痴って行こうと思う。

TENEREもLes bornesも写真について忌憚のない意見をお願いします。
Les bornesの方は世間話も気軽にどうぞ。