サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

言い訳

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昨夏のサハラ行きの準備を昨年の夏頃から少しずつ始めた。
旅をしっかりした写真に残したいと考えた。
そして、カメラに慣れる必要があろうと、デジタル一眼レフを買ったのがちょうど一年前の今頃だった。

記念写真や記録用にカメラを使っていた年月は長い。
しかし、心から撮りたい何かがあって写真を撮っていた期間はそれほど長くない。

映画館に出かけては、好きな映画を写真に収めていた高校2年の夏。
アフリカに初めて出かけた大学2年の春休み。
ラクダでサハラ砂漠を横断した20年前の1年間。
サハラで働き始めた頃。
これらすべての時間を合わせても、2年に満たないだろう。

写真の技術を、本や人から学んだことはない。
自分が撮った写真の反省だけでやってきた。
しかし1年前にデジタル一眼レフを買って、ようやく気持ちを伝えるための写真技術について考え始めた。
だから、例えば、偶然を除いてパンフォーカスじゃない写真は、この1年くらいしかない(笑)

撮りたいものがあり、ただシャッターを切っていたサハラの日々。
しかし日本に戻ってから、悩んでいる。
いろいろな「瞬間」を切り取りたいと思いながら、それが思うように表現出来ない。

それの原因は明らかだ。
技術、経験、知識の不足。
一定のレベルに達した上でのスランプでは決してない。
だから、少しずつ学び、経験を積み、向上していけばいいと思っている。
いろいろ挑戦してみるしかない。

そんなわけで、自分の感動を伝えたいとは思っているが、しばらく「何だかわからない」写真が多いかも知れない。

以上、自分の写真を見直し深く反省しながら、いろいろ挑戦中の言い訳。

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コメント(13)

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私もまだ経験が浅く何を撮っていいのか・・・
だから、とりあえず、いろいろ撮っています。
その中から考えていきたい思っています。
方向性が出てくるのか、ないままなのか・・・(笑)

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私の写真歴は30年以上になります。始めた頃から親父の一眼レフで撮っていました。中学高校は写真部に居ました。
家の押し入れに暗室を作り自分で現像までしていました。
でも、デジカメのように遠慮無く撮れる事は無く、50mmレンズ一本と限られたフィルムでチマチマやっていたので結局はのめり込むことは無くテスト撮影程度に留まっていました。
そしてデジカメを触るようになり、遠慮無く撮れるようになり、ブログでの交流が楽しくて交流の手段として写真を撮るようになったのですが、マニュアルレンズを触るようになってやっと写す楽しさみたいなものを感じています。
自分の意志が少し入ること、遠慮無くどんどん撮れること、しかも手ぶれ補正が付いて便利になったこと、なにより人と交流が出来ること。
これらが全て重なって写真を撮っています。
まだまだ自分流の写真の定義もなく単に撮ることを楽しんでいるだけですが、とにかくこれからも枠を決めない姿勢は変わらずに撮りたいし、自分で楽しめる事が他人と共感できる事だと思っています。
たかが写真、されど写真。

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○○さんが写真始めるなんてねぇ・・・と、昔の友によく言われます^^;
あまりにも美しい景色に出会ったときに撮った「使い捨てカメラ」の発色に愕然としたのが、カメラを買う気にさせたキッカケだったと思います。
コンパク→一眼→デジイチというところに落ち着きましたが、それも僅か数年前のことです。
遠方に暮らす友人に写真を見せよう・・と思って始めたblogですが、次第に訪れてくれる人が多くなって、写真に対する思いも少しずつ変わってきたように思います。
まだまだ試行錯誤の毎日ですが、どんな写真を撮っていきたいのかは漠然とですが思い描くようになりました^^*
ただ、それを実現させる為には、まだまだ多くのことを学ぶ必要がありそうです。
しかし、写真を始めたことによって人生が楽しくなったことは事実です(^^)v

SECRET: 0
keikono2氏の意見に強く賛同するのであります。
写るんです→コンパクデジ(ケータイ写真含む)→一眼デジ→RFデジ→フィルム(一眼・RF)と来てしまったのであります。

>写真を始めたことによって人生が楽しくなったことは事実です
が、財布が寂しくなったことも又事実なのであります^^;

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LM_HELLさんに激しく同意です(笑)
写真を撮るのは楽しいのですが、財布が軽くなってゆく〜〜^^;

まだまだ、勉強しなきゃならないことも沢山ありますが、
楽しんで撮影してゆけたらいいなぁと思いますね。
趣味は楽しくまければ続きませんよね。
それでなくても、人生には、つらいことがいっぱいあるのだから。。。(*^^)

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我が家には、虎の巻があります。写真技術や基礎的知識が、いっぱい詰まったものが、、。はは。又、一方で、短期間で一気に主人から教わりました。
時には、涙もありました。カメラの取扱についても、その機種で違うわけですが、それも一気に教わりました。
大きな声では言えませんが、構図をミスしていて、もったいないなぁ~と
思う写真も多々あったり、、私が言うのも変ですが、、。
いろいろと、頭に入れたら、後は、個々の感性の問題らしいです。
私のような初心者は、基礎をしっかりと把握して、数をこなしていけば、
いろいろな波を経由して、やがて、プロとなった方々は、写真の基礎なんぞ、全く無視しても、それなりの出来があって、その人独特の個性として、受け入れられるそうです。ちなみに、その虎の巻は、市販されてはおりません。ちなみにプロとなった方々は、ニーズに応じた写真を撮らなければならないので、逆にその壁にぶち当って、もがき苦しみ、
挙げ句の果てには、アマに戻ると言うパターンがほとんどだそうです。
今は、自分がたのしければいいんじゃないのかな?と思っております。

SECRET: 0
*かよさん、
悩むより慣れろ>違うか
とにかく楽しみながら撮り続けたいと思います。

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*いなやん、
> たかが写真、されど写真。
いや、本当にその通りだと思います。

写真の楽しさ、嬉しさは、「写真を撮る」ことだけではないですね。
 ・撮りたい被写体を見つける
 ・できるだけ自分の思いに近づけて写す
 ・より自分のイメージに近づけて(デジタル)現像する
に加えて、「ブログで見てもらう」
・写真を媒体に、たくさんの方たちと交流できる
これもとても大きな楽しみになっています。

写真は、人生を豊かにするスパイスですね。

SECRET: 0
*keikono2さん、
私の変遷は、
一眼(カラーネガ→白黒ネガ→カラーポジ)→RF(カラーポジ)→一眼(カラーポジ)
→コンパクトデジ→ネオ一眼デジ(A200)→一眼デジ(5D)→RFデジ(R-D1s)
ややこしいですね(笑)

> 写真を始めたことによって人生が楽しくなったことは事実です(^^)v
こころからそう思います!

SECRET: 0
*ひらりんさん、
銀行の残高を見るのが怖いです・・・

SECRET: 0
*ぴっぴさん、
> 趣味は楽しくまければ続きませんよね。
本当にそうです。
だからひらりんさんに、レンズは決して地獄じゃない。
楽園でしょう、と言っているのですが・・・

SECRET: 0
*かよちん、
私も楽しみながら撮っています。
でも思うようにとれない「もどかしさ」を感じるんです。

それは、かよちんんお恐らく虎の巻でも解決しないでしょう。
何を撮るかという方法論でもない。
どう撮るかという技術論でもない。
他人の良い評価で解決することでもない。
自分自身が納得する「スタイル」あるいは「こだわり」を持つことだと思います。
悩みながらも、楽しく、気長に、たくさんの写真を撮っていく中で、写真の中の自分を確立していきたいと思います。

SECRET: 0
>自分自身が納得する「スタイル」あるいは「こだわり」を持つことだと思います。

そうですね。
納得することはないと思いますが、
道は遠いけれど近づいていきたい・・・。
道中を楽しみながら・・・。(笑)

写真に優しさや厳しさ・・・写しこみたいな〜。(願望)

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2006年12月14日 07:24に書いたブログ記事です。

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