LeicaからM8ユーザへお知らせのメール(英文)がありました。
1.UV/IRフィルタの配布を開始
2.バージョン1.10のファームウェア公開は2007年4月半ば
3.1.092は既にダウンロード可
その説明を訳してみました。
()内は私が分かりやすいようにと補った部分です。
無料のLeica UV/IRフィルターの配布開始
お知らせいたしましたUV/IRフィルターの、最初の(ロットの)ユーザー(の皆様)への配達を開始いたしました。フィルターは、LEICA M8のための無料の基本装備と考えております。LEICA M8(ユーザーの)非常に多くのご要望のため、ご希望のフィルターが発送までに2(〜3)週間を要するかも知れません。
ご説明いたしましたこの方法(UV/IRフィルターの使用)が、皆様のLEICA M8のご使用において、さらに満足をもたらしますことを期待しております。また、このカメラが皆様に多くの創造的機会を発見する喜びを引き続きもたらすものでありますよう切に願っております。
ファームウェア、バージョン1.10は2007年4月中旬までに公開予定
LEICA M8のイメージセンサーは赤外線の光に対する感度が高く、(例えば黒い繊維で)マゼンタ被りを引き起こすことがあります。
通常この効果は好ましいものではありません。
そのためLeicaは、CCDに赤外線を受光しないように、レンズに専用LeicaUV/IRフィルターの使用をお勧めします。
この捻じ込み色のフィルターの原理は(光の)干渉作用です。
その(干渉作用)により、16mmから35mmの焦点距離(のレンズ)では、やはりまた画像の縁に色収差を生じる可能性があります。
(6bit)コード付きのレンズの場合、バージョン1.10のファームウェアがこの色収差を補正致します。
〔ほかのUV/IRフィルターの使用は、新しいファームウェアでも補正できない、抑制できない色収差を生じる可能性があります!〕
新しいファームウェアは、非常に大規模なプログラミングとテストを要求するものです。
そのため遺憾ながら、バージョン1.10の公開は恐らく2007年4月中旬まで遅れるものと思われます。
(この点につきまして)皆様の理解をお願いいたします。
一方、焦点距離が50mm(から)のレンズでは、いかなる制約事項もなく現在のファームウェアで利用いただけます。
ファームウェア1.092は既にダウンロード可能
LEICA M8のファームウェアのダウンロードは、ウェブサイトのM8のセクションのUPDATES(日本のサイトでは「アップデート」)から可能になっております。「M8 ファームウェア 1.092 のアップデートの方法」をお読みください。
新しいバージョンには実地の経験によるさまざまな改良が含まれています。
より易しく、より安心してM8をお使いいただくためユーザーインターフェースが変更されています。
さらに、内部処理の最適化による操作の信頼性を強化しています。
計画されていた専用UV/IRフィルターのための補正は含まれていません。
しかしそのほかのすべての改良点をユーザーの皆様に直ちにご利用いただけるように(1.092の)公開を決定いたしました。主な改良点は(以下の通りです。)
1. レビューモードで画像の上に黒いバーに、画像番号だけでなくシャッタースピードとISOを表示
2. INFOボタンを押さなくても、オートレビューモードで直接クリッピング機能にアクセス可能
3. Adobe Camera Rawでの色表現の向上
4. オートレビューとヒストグラムの両方が選択されている場合、Hold/Histogrと表示
5. disabledという表現をoffに変更
6. 多数の内部処理の改良とバグフィックス
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ということは、M8は赤外線写真撮れると言うことかな???
あの強烈なコントラスト、オイラ好きなのであります。
是非、お試しくだされ!!
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*ひらりんさん、
残念ながら赤外線写真を撮れる程ではないようです(笑)
撮れたら面白いんですが・・・
でも、光を感じる幅は確かに広いわけで、ローパスフィルタがない分クリアで、モノクロ写真にはすべてがプラスに働いているのではないでしょうか。