サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

L'air de la journée(昼間の気配 -glossy darkness- 08)

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下町の無人の路地
しかしそこには
汗を拭いながら働いていた男
男の視線を感じながら歩き去った女
笑い声を上げながら走り回っていた子どもたち
そんな昼間の人の気配が残っていた

今日の4枚(「被い布」「吹き溜まり」「下町の家」「昼間の気配」)は、夜の下町(イスラーム地区)の無人の写真ばかりを選んだ。
そこには誰も写っていない。
けれど、どれも人々の暮らしと存在をしっかりと肌に感じながらシャッターを押した。

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コメント(2)

SECRET: 0
人ってすごいですよね。
見えないものが見えて、聞こえて・・・と感じられるのですから。
鈍らないようにしたいものです。

SECRET: 0
*gangnekoさん、
記録としての写真から、記憶としての写真へ、というのが自分のひとつのテーマです。
この話しはまた。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年12月14日 20:06に書いたブログ記事です。

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