サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

人と家畜

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遊牧民は家畜を
決して愛玩動物のように扱わない
主従関係は揺るぎない

しかし
家畜に注ぐ愛情もまた限りない

遊牧民と家畜には
言葉以上の繋がりがある

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コメント(6)

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写真を撮ると言うことについて魂を突き揺さぶられますね。
jujubieさんの砂漠とその民への愛情がこの数々の写真のクオリティを実現してるとすれば、
技術に走りがちな僕はただただ反省しなればいけません。
同じ環境に立たされた時、この視点を持てるのかを自分に問いただすと急速にカメラに自信が無くなります。

うーむ、明日からまた頑張ります。

SECRET: 0
1枚目の写真を見て
「あ、会話してる」と感じました。
やぎさんとお話できるんだ・・・それほどの深い愛情を
注がれているんですね。
動物も人間もとてもいい顔をしていますね。
信頼関係もあるのでしょうね。

SECRET: 0
山羊さんも人間も境界線はありませんね?
ごく自然にお互い、地球上の生き物同士!と言う感じがして来ました。
私たちが、ごく普通に、友達と会って、たわいもない会話を楽しんでいるシーンと重なってしまいます。
大地と共に生きる人々!と、とても力強い印象を受けました。

SECRET: 0
さこやん、
マリの北の遊牧民たちとのファインダー越しの距離の近さだけは、プロのカメラマンにも負けない自信があります。
 彼らと同じものを身にまとい
 同じものを食べ
 テントに住み
 家畜の世話をし
 ラクダで彼ら以上に長い旅をし
 彼らの女性を娶り
 冗談を言いあったり、議論をし
 20年以上ずっと彼らと付き合ってきて
彼らも私を仲間と見なし、気を許してくれていると思います。
それでも、未だに「外国人」であるからと大目に見られることがあります。
これはありがたいことなのでしょうが、一方でとても悔しいです。
しかし私の「目線」は彼らに近いけれど同じではないと自覚し続けることは大切だと思っています。

しかし長く砂漠に行かないと、その目線がわからなくなってきます。
それはとても嫌だし、とても不安なことです。
彼らと強いつながりを持ち続けていくために、またサハラの暮らしにどっぷりと浸かってきたいと思います。

カメラについては、改めて自分の写真を見ると技術的反省点は数え切れません・・・
でも反省点がたくさんあるということは、もっと違う写真が撮れるということだと楽観的に考えています(笑)

SECRET: 0
biwakokayoさん、2匹とひとりが仲良くおしゃべりしてるみたいですよね!

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かよちん、そうですね。
サハラ砂漠という大自然の前では、人も動物もたいした違いはないように思えます。
でもそんな中で助け合って生きていくということは、素晴らしいことだと思います。
そして、生きていいることを、日本で暮らしているよりとても強く実感します。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2006年8月22日 07:41に書いたブログ記事です。

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