家長はいつ帰ってくるかわからない。
しかし折角来たのだから、できれば彼に直接会って挨拶していきたい。
「ラクダはまだかなあ」
と楽しみにしている。
妻は、久しぶりに会った親類の女性たちと、長い間聞けなかった近況を尋ね合っている。
ここを出るのをそれほど急ぐ必要はないだろう。
とりあえず、昼過ぎまで家長の帰りを待ってみることにする。
しばらくすると、近くのテントに住む別の親類が、ラクダを連れてきてくれた。
ラクダに鞍を付ける。
鞍はコブの前。
そしてコブの後ろに、女性用の場所を作る。
サハラ砂漠の遊牧民の場合、鞍に乗るのは必ず男性。
というわけで、鞍には息子が座る。
後ろが娘の場所だ。 家族総出で娘のためにラクダの準備をしてくれた。
祭りの時などに使う、ラクダの正装用の飾りまでつけてくれた。
ラクダに鞍を付け、息子と娘を乗せる。
2人とも大喜び。
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4枚目の写真、ラクダさんはおとなしくしているのですね。
これは小さい写真では物足りないです。
ラクダはラクダ色と思っていたらこれは白に近いですね。
子供ですか?
大きさは馬くらいですか?
最後の写真、お兄ちゃんはたのもしくてIちゃんも一緒に乗ったら安心ですね。
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やっぱりアフリカはスーダーニー(白ラクダ)ですねぇ。
もう5年以上もラクダには乗ってないなぁ(泣
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biwakokayoさん、4枚目の写真、ご要望にお応えして大きくしました!
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たけやん、
サハラにも茶色やぶちのラクダもいますが、特にトゥアレグの場合、乗り物としては白いラクダを好みます。
アラブの場合はラクダの色はあまり気にしないかな。
スーダーニーは白ラクダですか。
面白いですね。
ハッサニーヤ(モーリタニアのアラビア語方言)だと、スーダーニーは黒のイメージです。
白いのはストレートにバイダーニーかな。
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biwakokayoさん、調教してあるラクダなら、一旦座らせれば「結構」そのまま座ってます。
「結構」というのがミソですが(笑)
子供たちを乗せる時は、座っているラクダの前脚を私がしっかり踏んづけてました。
こうすれば絶対立ち上がりませんから。
「ラクダ色」のラクダももちろんたくさんいますが、「ぶち」のラクダもいるんですよ。
でもたけやんへのコメントにも書いたように、乗るためのラクダとしては、トゥアレグは白いものにより価値をおきますね。
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ちなみに、一番美味しいミルクが採れるのは黒ラクダだとアラブのベドウィンたちは言います。
黒ラクダの別称は「ハズミーヤ」。
こちらでも調教などで先頭に立たせるのは白ラクダですが、
実際にレースに出るのはラクダ色(こちらでは黄色と呼んでます)が多いですね。
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黒ラクダのミルクですか。
へぇ〜
それは初耳。
いつかアル・アインに行ったら飲ませてくださいね!