サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

さらばトンブクトゥ

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トンブクトゥ−バマコ間のバス

トンブクトゥ−バマコ間はほぼ24時間
但し、
故障しなければ
雨期は、雨で道路が寸断されなければ
という条件付き

トンブクトゥで泊まったホテル。
Hotel Colombe III。
持ち主は、モロッコ人の祖先を持つトンブクトゥの有名な商人。

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朝のトンブクトゥ市内を散歩した後、ホテルに戻り家族と朝食。
ホテルの2階のレストラン。
トンブクトゥ名物の丸いアラブパンにバターやジャムを付けて食べる。
数日振りのインスタントコーヒーもうまい。

市内でガソリンを入れる。
ガソリンスタンドは市場の側なので、近くの店で蓋付きのボールを買い、その隣のレストランで昼食用に肉汁を買ってボールに入れる。
近くの店で、ラクダのキャラバンが運んできた塩の板も1枚買った。
1mほどの長さがあり、40kg近い。

ニジェール川まで走り、渡し船を待つ。

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渡し船の上で、息子がカバを見つけた。
小さな子ども一緒だった。
娘も野生のカバを見られて大喜び。

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ニジェール川を渡った後は、ひたすら南に走る。
途中、適当な木陰にゴザを敷き、パンと肉汁とお茶の昼食。
一休みした後また車を走らせる。
雨で行きよりも水たまりが多く、スピードが出せない。
夕方5時頃、ようやくドゥエンザの町に着いた。
肉と冷たい缶ジュースを買い、子供たちに手渡す。
ここからは舗装道路だ。
砂漠の旅が終わった。

日没後、ヘッドライトを点けて走り続ける。
しかし、モプティ付近を過ぎた頃からヘッドライトがおかしい。
だんだん照度が落ちてくる。
車を停めて、バッテリや配線を確かめるが原因がわからない。
遂にヘッドライトが全く点かなくなってしまった。

外燈のない道でこれは非常に危険だ。
路肩に車を停め、車の明かりが見えると、追突されないように懐中電灯で車が停っていることを知らせる。
しかし、このままここで夜を明かしたくはない。

懐中電灯でトラックを停め、事情を説明する。
そのトラックにゆっくり先行してもらい、2時間ほど走りサンの町に着く。
トラックの運転手に礼を言い、路上の修理屋を探す。
1時間ほどでヘッドライトが直った。
これ以上無理して走る必要もないので、ホテルを探して泊まることにする。

(3枚目〜8枚目はEF70-200mm F2.8L IS USM + 30D)

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コメント(4)

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野生のかばが見られるなんて素晴らしい。
お兄ちゃんの視力4.0が役に立っているのでしょうか。
私は主婦として物価などが気になります。
差しさわりのない範囲でどれくらいか教えてもらえたら・・・。
ヘッドライトがつかなくなったときは怖いですね。
真っ暗な砂漠だと追突されそうで・・・・。

SECRET: 0
ニジェール川にはカバ漁があります。
でもカバって、水の中ではとっても動きが速く、気も荒くて怖いんですよ。

車の故障は、困りましたが、親切なトラックの運転手に助けられました。

SECRET: 0
カバ・・・。狩りをして食べるなんてことはしないのでしょうか?
けっこう食べ応えがありそうですし。(^_^;)

SECRET: 0
カバ狩りして・・・やっぱり食べるんでしょうねえ。
でもカバの肉はたべたことないなあ・・・
どんな味なんでしょうね???

ラクダやウシでも、自分で解体するとすごく大変です。
ましてやカバなんて、何時間かかるんでしょうね。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2006年8月23日 23:12に書いたブログ記事です。

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