数年来夢見ていた砂漠への旅が終わった。
望んでいたより、
砂漠にいられた日々はずっと短かった。
しかし、母の死は自分の気持ちより大きな出来事だったし、
娘の気持ちも大切にしたかった。
だから、砂漠の日々がもっと長ければよかった、とは思わない。
この旅は、こうある運命だったのだ。
この旅は、たくさんの思いを私の中に残してくれた。
何より砂漠の親類たちは、
その無言の行為から、
私に、家族のために生きる新しい力を与えてくれた。
砂漠に行くたびに
自然の大きさと人の無力さを痛感する。
しかし、だからこそ、砂漠に生きる人々の姿に、強く胸を打たれる。
砂漠は、私に生きる意味を問い直させる。
今、旅の記録も書き終えた。
しかし書き足りないことがたくさんある。
少しずつ書き直し、書き足して行こう。
旅の記録を読み直し、
旅の思い出をもう少し味わおう。
写真は、砂漠のいとこたちにも送る準備をしている。
自分たちの写真、数年来会っていない親類の写真、
そして亡き父や母の写真を見て
彼らはどう思うだろうか?
彼らから、ぜひその答えを聞いてみたい。
次は、ラクダに乗って旅をしてみたい。
娘は、そんな旅にもついて来てくれるだろうか・・・
いつか
それほど遠くない日に
砂漠へ
また
追記
この旅の記録に最後までお付き合いくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
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無事、帰国されて何よりです。
往復に時間がかかるので滞在期間は短くなりますね。
まだ、書き忘れていたことや追加のお話がいっぱいありそうです。
それも楽しみにしています。
ご家族の方の旅の感想も聞いてみたい。
特にIちゃんはどういう思いだったのか・・・・。
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父の墓までだと、日本から往復で最低一週間かかります。
遠いですね・・・
これからもぼちぼち更新していきますので、よろしくお願いいたします。
家族の感想も、少しずつ書いていきますね。