サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

知らない街を歩く

| コメント(13) | トラックバック(0)
d0087256_223210100.jpg

旅先の街を
あてなく歩くのが好きだ

思いがけない情景
心にしみる風景
胸の痛む場面
ひとつひとつが私の中で積みあげられ
その町の記憶になる

第4回 rosy's TB企画 『色のない世界』参加作品>

大阪。
仕事が終わりホテルへ。
部屋に荷物を置くと、すぐにレセプションへ戻る。
「歩いていけるところで、気軽でおいしい料理を出すところを知りませんか」
お勧めの店を聞く。

早めの夕食を済ませホテルに戻り、報告をまとめ、メールをチェックし、返事を書く。
それから、家族とビデオチャット。
ビデオ越しに息子や娘の宿題を手伝う。
これで今日すべきことは一段落。

カメラを持って部屋を出る。
ホテルを出ると、雨が降り出している。
しかしほんの小雨だ。
カメラをブルゾンの懐に突っ込み歩き始める。
どこに行くでもない。
町を感じたいから歩く。

雨に濡れたアスファルトが町や車の光を反射している。
人や車の動き、信号の変化が、光の様を刻一刻と変えていく。
カメラを持つと、町の光にとても敏感になる。
時折シャッターを切る。

大通りを外れ、ホテルへの近道だろうと当たりをつけた細い通りを歩いて行く。
静かな人通りのない街角で、趣のあるビストロがあった。
パチリ。
気に入った写真が撮れた。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://sahelnet.org/mt/mt-tb.cgi/1965

コメント(13)

SECRET: 0
お仕事も家族も大事にされて素晴らしいです。
お忙しくてもやるべきことはちゃんとすましてから、
自分の時間・・・と言うのもいいですね。

カメラを持つと歩きたくなりますね。
被写体探しが楽しくて・・・。
パリのお店かと勘違いしそうなお店、
雨に濡れた路面、お店の前に置かれたいろんなもの、
私も撮りたくなります。(笑)

一番気に入ったのは左の端の灯りです。
奥行きが感じられます。

SECRET: 0
かよさん、カメラを持って散歩するのは、ほんとうに楽しいですね。
明後日までここ大阪に滞在予定なので、明晩もカメラを持って町を散策するつもりです。

家にいるとずっと家族と一緒ですが、出張に出るとようやく自分一人の時間が持てます。
あれはあれ、これはこれで、どちらもあるから両方楽しいのでしょうね。

SECRET: 0
はじめてお邪魔いたします。
rosyと申します。
この度は拙ブログのTB企画へのご参加をありがとございます。
なんて。。シックであたたかで情緒的なお写真なのでしょう。
ずっと忘れられなくなりそうな、とても好きな1枚です。

過去記事も是非拝見したいのでまたあらためてお邪魔いたします。
とりいそぎ、お礼まで。。
おやすみなさい。

SECRET: 0
rosyさん、コメントありがとうございます。
お褒めいただいて、とても嬉しいです。
故郷のように思っている砂漠の写真もぜひご覧になって下さい。

SECRET: 0
おはようございます。jujubierさんの街並を歩いている情景を想像しただけで、う~ん大人の男性!!とついついしびれてしまいそうです。はは。
不思議と、さりげないんですよね?益々、理想の男性像です。ホホ。

SECRET: 0
おはようございます。
こちらのブログ上のお写真、すべて拝見いたしました。
過去記事へのコメントはそれぞれの記事上に残してもよろしいのでしょうか?
それとも、最新記事上に、何月何日「」というタイトルの記事への感想というカタチで記させていただいた方がよろしいでしょうか?
ご指示いただけるとうれしいです。

SECRET: 0
このお店。映画のセットにでも出てきそうな、味わい深〜い感じですね。
フランス料理のお店なのに、何故か?「昭和」を感じたのは、私だけ???
(最近、「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画をレンタルして、観たせいかなぁ。)
あっ!ブーちゃんがお店の前にいる!おまけに二匹!かっわいい〜。
まさか、ジュジュビエさんが自宅から持ってきて、置いたわけではないですよね???

SECRET: 0
かよちん、美化し過ぎ!!!
現実とのギャップが・・・

SECRET: 0
rosyさん、全部見ていただけたなんて・・・
とても嬉しいです。
コメントは、どうぞそれぞれの記事につけて下さい。
その方がわかりやすいですから。

SECRET: 0
ハムちゃんのママさん、
写真の味付け(現像)をAdobe Lightroomの
「アンティークグレースケール」
でしました。
それで昭和らしさを感じられたのでしょう。

以下、少し技術的な話です。
EOS 5Dの写真の整理と現像はAPPLEのApertureでしていました。
Apertureは、現像時の色の再現性に問題があるなどの批判もありますが、写真の整理がしやすく、Webアルバムも作りやすく(本格的に使っていませんが)、気に入っています。
しかしApertureは、EPSONのR-D1sのRAWファイルに対応していません(涙)
そこでR-D1sの写真の管理と現像は、同じジャンルのLightroomでしていくつもりです。
いっそのこと、全部Lightroomに移すか。
しかしこれまでの現像が無駄になるし・・・

SECRET: 0
ハムちゃんのママさん、ブーちゃんは置かれていました。
私なら、ラクダかヒツジを置きます(笑)

SECRET: 0
オイラも見知らぬ街歩くのスキであります。
地下鉄遊びやバス遊び(見知らぬ所(終点)まで乗って引き返す)よくやるのであります。

それにしても、この写真、素晴らしき情感であります^^

SECRET: 0
ひらりん師匠からもお褒めいただき、天にも昇る気持ち。
やっぱりMマウントは地獄じゃなく天国に近い。

コメントする

このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2006年11月15日 23:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「秋の夜の家路」です。

次のブログ記事は「今日が過ぎ、明日が来る」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。