サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

忘れられない言葉

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あの砂漠の日々の中
私は何を求めていたのか

ナギヲさんの写真ブログナギヲWorksの記事「遠い声/遠い歌」を読み、あの言葉がまた耳の奥で聞こえた。

耳に残るたくさんの声がある
父母の声、妻の声、子どもたちの声
何年もあっていないけれど、決して忘れない友の声

耳に残るたくさんの音がある
砂漠に吹く風
燃える薪
コップに注がれるお茶

けれど
そんな声や音たちでなく
耳の奥に残る「言葉」がひとつある

もう20年も前のこと
ラクダの旅の途中で出会った男の問い

その男の顔も声も覚えていないが
彼の発した言葉は、決して忘れない

「おまえはなぜ(ラクダで)北に向かう?」

(続く)

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コメント(18)

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この写真、場所も季節も判らない、写っているのが子供なのか大人なのかも。
それなのに、とても惹き付けられます。

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今から12年前、神戸大震災の時、なんとか会社に行けるようになり
家族をも犠牲にしながら一生懸命仕事をこなしている時に天の声
「お前はいったい何のため、そんなに一生懸命働くのだ?金が欲しいのか?地位が欲しいのか?」
そこそこの生活ができて、家族ともども幸せであればそれが一番じゃないかと・・・
結局、会社を辞めました(笑)
今、時間の余裕ができ、心にも余裕ができました^^
幸せです(^^♪

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写真のあいまいさ・・・みたいな表現がとてもいいですね。
これがシャープな写真なら、これ程に魅力を感じないかも・・・。
人生の中で忘れられない影響を受けた言葉とか人とか、
ありますね。
出会えてよかったと思う言葉、人・・・・。

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jujubierさんはなんて答えたのでしょうか。
気になります(笑)

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↑はい・・・私も。続きがとても楽しみです。
本当に、いろいろな想像を掻き立てられる写真ですね。
誰かの発した何気ない言葉が、それからの自分を変えてしまうことってあるものですよね・・・。

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写真と〆の言葉の相乗効果で、とても哲学的ですね。。。

なぜラクダで北へ向かう・・・。

ラクダが居て、北があるから。。。

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そうですね。かなりストレートですね。
すぐ答えを出せないはずですね。でも、永遠に自問自答しそうな、質問でしたね?
でも、単刀直入で、ある意味、気持がいいですね。

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トラックバックありがとうございました。
頁を開いてjujubierさんの物語を読み始めたような気持ちに
なりました。
単純でまっすぐで、それなのにすぐには答えられないような
意味深げな「言葉」がもたらされたんですね。
20年たっても、jujubierさんの中に存在している言葉。
続きがとても興味深いです。

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*たけやん、
気に入っていただけて嬉しいです。

あ。この写真がツボに入ったのなら、銀塩、モノクロ、レンジファインダーにどうぞ(笑)

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*髭正さん、
ちょうど震災12年目の朝の時間を西ノ宮で迎え、いろいろ考えました。
12年前のあの日、私はセネガルにいました。
長田区に家族がいる女性が家族と連絡が取れず、泣き崩れていたこと、何も出来ずに歯がゆかったことが、今も脳裏に蘇ります。

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*かよさん、
出会えてよかったと思う言葉は、楽しい思い出ばかりでないですね。
自分を育ててくれたのは、むしろ辛かったこと、恥ずかしかったことだと、今は思えます。

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*ぴっぴさん、
答は・・・次の記事を読んで下さい(笑)

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*keikono2さん、
本当に、この問いは、自分のそれからの人生を変えました。

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*ショーリさん、
それからの私の生き方を決めた言葉でした。
人はひとりで生きていけない。
そう思いました。

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*かよちん、
遊牧民のふと漏らす言葉や疑問は、しばしば「目から鱗」でした。
それまで気が付かなかったことに何度も気付かされました。

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*ナギヲさん、
この問いは、いつも私の中にあります。
今は、ひとつの答があります。
でもその話はまた。

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夢だけを食べて生きていた一時期を、人生に持てたということは
すばらしいことですね。
ほとんどの人は、それにあこがれても、憧れだけでおわらせてしまうでしょう・・・・夢を実現なさった行動力に、ただただ、敬意を表します。
その体験が、いまのjujuさんの骨になっているのでしょうね。

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*mimishimizu3さん、
あの体験は、仰るとおり私の核とでも言うべきものです。
今それを生かしきれているのか、今一度、省みたいと思います。

> ほとんどの人は、それにあこがれても、憧れだけでおわらせてしまうでしょう・・・・
夢を実際に試みることが出来る環境にあったことは、本当にありがたいと思っています。

でも、サハラ砂漠で出会った、そこに外から自らの意志で来た人たちは、同じように夢を追いかけて、それを手元にまで引き寄せた人たちばかりでした。
ひとりひとり夢の形は違うけれど、それぞれの夢がひとつの場所に集わせた人たちと言葉を交わすと、各々の「生」をとても深く感じました。
それもまた、サハラ砂漠の大きな魅力のひとつでした。

日本にいると、なかなかそういう同志には出会えませんでした。
でもそれは、自分の夢と他の人の夢が違い過ぎて、夢を実現している人たちに私が気が付かないだけなのだと思います。
最近は、写真という夢を実現させている人たちに、ブログを通して出会い、大きな刺激をたくさん受けています。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年1月19日 06:55に書いたブログ記事です。

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