サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

流れに乗れず

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向こうまで
誰にもぶつからずに
行けるだろうか

人の流れに
思わずたじろいだ

みんな息をするように自然に
歩いているのに

今日は朝6時に家を出て、東京で丸1日セミナーに出席した。

昼食時、3人づつ向かい合わせ、6人掛けのテーブルで用意された弁当を食べた。
弁当を食べている間、誰も喋らない。
他のテーブルも同じだ。
50人くらいの人間が、誰も一言も発せず、黙々と食べている。
こういう雰囲気は好きじゃない。
耐えられない。

箸をおいて給湯コーナーに行き。6人分お茶を煎れ、他の5人にも配った。
向かいの男性に話しかけた。
「都内からですか?」

セミナーが終わり、駅に向かった。
駅の構内で、人の流れにたじろいで思わず足が止ってしまった。
「向こうは遠いな」
バッグからカメラを出して、乗り切れなかった流れを撮ってみた。

新幹線が出るまで時間があったので、一息つこうとカフェに立ち寄った。
先程写真を撮ってそのまま首に掛けていたカメラを見て、席までの案内の途中、店の若い女性が
「素敵なカメラですね」
「私もカメラが好きで・・・HOLGAなんです」
とカメラをのぞき込み、話しかけてきた。
「うん。写真、楽しいよね」

彼女とカメラと、それからおいしいコーヒーのお陰で、固くなっていた心がすっとほぐれた。

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コメント(14)

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お葬式のような食事風景が思い浮かびます。
私も黙っている雰囲気が好きじゃないので、
きっとしゃべると思いますが・・・・
相手にしてもらえなかったら寂しいな。(笑)

カメラを持っていると結構、会話の展開がありますね。
何も持ってない知らない人には話しかけにくいですが・・・。

SECRET: 0
たぶん...
東京なら相手がよけてくれるでしょう^^;

それにしても、飯の雰囲気最悪でありますね。
通夜よりひどい状況であります..

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東京へのご出張、お疲れさまです。m(__)m

このお写真、なんだかとても新鮮です!
色合いといい、、拝見した瞬間にドキっといたしました♪

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帰る度に、大阪の地下街の流れに乗れない自分に愕然とするのです。
小さい頃、父から「食事中はしゃべるな」としつけられた私は、こちらにきて、みんながあれこれしゃべりながら食事するのに、最初は全く慣れませんでした。

写真がつなぐコミュニケーション、素敵ですね。
私も写真とカメラにどれだけ助けられたことか...。

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見知らぬ人と会話するには、ほんのちょっとの勇気が必要だけど・・・
そのほんのちょっとの勇気で、思わぬ出会いを作ってくれることもあるよね。

SECRET: 0
先日、外国の方に「カメラのシャッターを押してください!」とお願いされました。
人生で初めての経験でした。。。
海外に行ったこともないので、外国の方と話したのは初めてかも^^;
ちょっとだけ、うれしかったりして(笑)
イケメンのカッコイイお兄さんでした♪(でも、彼女が一緒 笑)

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都会の空間は、人とのつながりが希薄ですよね。
それぞれの人たちは、うちへ帰れば人間同士の会話をするのでしょうが・・。

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*かよさん、
目の前に人がいて、コミュニケーションがないのはとても寂しいです。

私の場合、日本で、カメラがきっかけで話しかけられたのは、今回が初めてでした。

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*ひらりん、
東京の人たち、歩くの早いですね。

昼食の雰囲気、耐えられませんでした。
初対面の人ばかりが集まるセミナーっていつもあんな感じなのでしょうか・・・

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*rosyさん、
品川駅って、大きな建築で、行く度にハッとします。
そんな気持ちが伝わったようで嬉しいです。

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*たけやん、
大阪は、エスカレーターの「追越し車線」が右側で驚きます。
異文化圏です(笑)

無言の食事は嫌いです。
でも旅先で、孤独を味わいながらひとりで食事するのも嫌いじゃないです。
それは、帰る場所、話す相手がいるという安心感があるからこそなんでしょう。

写真とこのブログを始めてから、新しい繋がりがたくさんできました。
写真をやっていてよかった、本当にそう思います。

SECRET: 0

*keikono2さん、
私は小さい頃こら、父に連れられて日本中あちこち出掛けていました。
行った先で、同じくらいの年の子に話しかけ、いつも誰かと話をしていました。
それがいつからこんなに人見知りするようになってしまったのか・・・(嘘)

ところで、keikono2さん、なんてお呼びすればよろしいですか?
keikono2さんのまま?それともけいこさんかケイコさん?

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*ぴっぴさん、
そういう体験て、嬉しいし、とてもいい思い出になりますよね。
私は、日本の観光地で、日本人から、
英語で「シャッターを押して下さい」と言われたことがあります(爆)

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*j_capacityさん、
都会って、たぶん生きるのに必要な数よりも、ずっと人が多過ぎるんでしょうね。

パリで暮らしている間に出来た「フランス人」の友人の数は、
サハラ砂漠や西アフリカで知り合った「フランス人」の友人より、ずっと少ないです。
フランス人て、親しくなるとトコトン胸襟を開いてくれますが、そこまで行くきっかけが大都会のパリではなかなかありませんでした。
そんなことを思い出しました。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年2月 7日 22:33に書いたブログ記事です。

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