サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

砂嵐

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砂がやすりのように顔を擦る
目と鼻と耳を砂が埋めていく

自由とはこれほど峻厳なものだ

彼は、砂嵐の中に出て行くことを、誰かに強要されたわけではない。
もうしばらく、テントの中で休んでいてもよかったのだ。

自由
何処にでもあり、何処にもない
何かを諦めてはじめて、それと同じだけ得られる
自分の中の王国

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コメント(13)

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陽炎のような、浮き出てきたような不思議な写真ですね。
自由ってほんとは不自由なんだよ、って誰かが言っていました。
その言葉の真意がどうであるか、ということではなく、
そういう風に物事を考えることが、私には新鮮だったことを思い出しました。。

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*lord-shivaさん、
> 自由ってほんとは不自由なんだよ
そう!
こういうシンプルな言葉を探していました。

この投稿は、上に書いたトラックバック先の投稿に刺激されて書いたものでした。

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彼にとって、この姿が自然なのでありましょう。
砂に生まれ、砂に還る...
日本人の感覚では理解できない世界なのかも...

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(・ω・)ノ
ども、こにちわ。

気の利いたコトバが浮かばないのです・・・。
ワタクシ楽天家につき、温い場所でしか
生きてゆけないのです。
(。-_-。)

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昨日は失礼しました。
biwakokayoさんのブログで何度か紹介されたので、
知っているような感覚でいました。
今後も時々お邪魔して見せていただきます。

SECRET: 0
う〜ん、、、良い写真ですね〜。
砂嵐は、例えば濃霧のように辺りの景色を包み隠してしまうんでしょうけれど、私の写真(今日UPの、)と大きく違うのは、そこに写っているものが紛れもなく「命」だということ。
やはり、 jujubierさんの「人」の写真、大好きです。

因みに、ラクダは砂嵐 平気なのですか?瞳に砂が入ったりしないのでしょうか?^^;

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そう、まるでやすりのように眼や耳や肌に刺さるのですよね。
カメラもぼろぼろになりました。
レンズの中に砂が入り込むのです。

jujubier さんのお写真が20年前から変わらないのは良い事ですよ!
変わって欲しくないな、と思います。
自由、、、何かを諦めなければ手に入らない気がします。
自由以外にも。

*ねね

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*ひらりんさん、
> 彼にとって、この姿が自然なのでありましょう。
仰るとおりだと思います。
その自然に生きる姿に、とても強い、とても厳しい自由を感じました。

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*black-and_whiteさん、
じょさん(でよろしいですか?)、訪問とコメントありがとうございます。

私も寒い場所より暖かい場所が好きです。
サハラ砂漠も3月後半から11月まではかなり暖かいです。
(今現在も摂氏40度越えているようです)
ぜひ一度お越し下さい。

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*hakutou5さん、
訪問とコメントしていただき、嬉しいです!
オシドリのように妻と生きて行きたいと思っています。

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*keikono2さん、
私の人の写真を気に入っていただけて、とても嬉しいです。
こういうコメントをいただくと、本当にブログを続ける元気が出ます!
サハラの人の写真、これからも少しずつ載せて行きます。
お楽しみに。

ラクダは、とても長い睫毛があります。
鼻は、自由に閉じることが出来るようです。
風に舞う砂は、地表に近いほど、多く、砂の粒子も大きいです。
首が長く背の高いラクダの顔の位置は、地面近くに比べれば砂の量も随分少ないです。
ラクダは、砂漠で生きて行くことに特化した、いろいろな特徴を持っています。

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*鍵コメさん、
温かいお言葉、本当にありがとうございました。
与えられた使命を全うできるよう努力しようと思います(謎)

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*ねねさん、
カスバや砂漠に行かれたことがアルのですね!

砂漠にしばらくいたら、とても目が疲れるので不思議に思いました。
なんとそれは、眼鏡をはめたまま写真を撮っていたため、砂でファインダーと眼鏡がこすれて、目がねがスポット的にすりガラスの用になっていたせいでした。
夏のサハラの旅の後、レンズの清掃・修理に、コンパクトデジタルカメラ1台分以上の費用がかかりました(涙)
防塵・防滴仕様のレンズでもそうなりました。

古い写真、これからも少しずつ載せて行きます。
改めて見直すと、撮った時には気が付かなかったことや、自分の写真なのに当時とはまったく違う印象を持ったりするものですね。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年3月27日 22:55に書いたブログ記事です。

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