サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

女たちの革細工

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遊牧民の女たちは
ヒツジやヤギの皮を鞣(なめ)し
革細工をする

肘を付いたり枕にするクッション
穀類を入れる大きな袋
お茶の葉や道具を入れる小袋
テントやラクダの飾り

革細工のきれいな色と模様は
砂漠の暮らしをとても豊かにする

2000年12月3日、ブルキナファソの首都Ouagadougouにて

女たちが作った革の袋やクッション。

d0087256_2157515.jpg 町に住む彼女たちは、自分たちが使う昔ながらのものだけでなく、町で使われる換金用の品々も作っていた。

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これは木枠の上に革を貼っている。

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木の箱に革を貼った小物入れ。

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コメント(6)

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皮の凸凹は下地の木に彫っている物が浮き出ているのでしょうか?
それとも皮自体に凹凸を作っているのでしょうか?
色も素敵ですし、染料はどうなのかとか、色々と気になりますね。(笑)

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結構、器用なのであります。
女工さんのスナップ、見事であります!!

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2枚目のお写真のような革細工の袋やラクダ用の飾りは遊牧民の方々が運営する
キャンプのような場所で購入したのですが、
手作りでこうして創っているところを観たのは初めてです。
この色合い、美的感覚、手の温もりは
日本に住んでいると時々とても恋しくなります。
貴重なお写真を拝見されて頂いてありがとうございました。

*ねね

SECRET: 0
*いなやん、
大きな凹凸は下地の板を重ねて出します。
模様は硬いもので革の上につけます。
色付けは、今は化学染料がほとんどのようです。

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*ひらりんさん、
手慣れた様子で、みんなてきぱきと仕事をこなしていました。

SECRET: 0
*ねねさん、
ここもトゥアレグ女性の協同組合のような場所です。
フランス政府やNGO等への支援の仲介を頼まれて訪ねました。
多くの女性は、妻の識字教育の生徒でもありました。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年4月18日 22:07に書いたブログ記事です。

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