サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

Il s'agit de ma vie et de ma valeur(私の生き方を)

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1984年、モーリタニア、ChinguettiからTichittへ

生きている中で
自分は何に感動したのか
何を愛でるのか
何を疑問に思うのか
何に怒りを感じるのか

それを写真に

写真は、芸術の中で最もストレートな表現方法であり、その人の価値観の表れではないだろうか。
時にそれは、その人の隠している「影」であったり、その人の今ではなく「望む形」であったりするかも知れない。
しかし、ひとりの人間がとった写真はその人の心の視野から外れることはない。

だったら、写真を撮るテーマなんて考えなくていいのかも知れない。
撮りたいものを素直に撮れば、それがその人自身を表す。
しかし、人に見せる時、それをなんらかの形で分類すると、写真に込めた気持ちが伝わりやすいのではないか。
その分類が写真のテーマと言えるではないだろうか。
昨年の砂漠への旅からこの1年撮ってきた写真を見直しながら、そう思っている。

砂漠の暮らし
人の表情や仕草
我が子たちの成長
妻の優しさ(よいしょ!)
人の営みの厳しさと易しさ
作った人が見える物のぬくもり
落ち着ける場所
透明感のあるシーン

撮りたかったもの、撮った写真を見返してみると、そんな分類が出来るかと思う。
裏を返すとそこには、今の暮らしに自分を繋ぎ止めるために必死にあがいている自分がいる。

一方で撮りたいと思いながら撮れないでいるものもある。
ふとした仕草にこぼれる感情
怒りや不条理を感じるシーン

人と、人に関わるものを通して、伝えたい何かを撮っていきたい。

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コメント(12)

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こんばんは
 こちらに来ると、普段使わない心の部分に何か熱いものを
感じます。
わたしが毎日何気なく撮っている写真も、テクニック云々ではなく
違ったレベルでわたししか撮れない写真であればいいなぁと
思っています。
<伝えない何か>を持っている人は豊かですね。

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こんばんは☆
先日、お台場で開催されていた、
グレゴリーコルベール「ashed and snow」を思い出しました。
こういう旅の写真は、ココロ揺さぶられますね。
次はどこへ行こうかしら〜 ^^

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 こんばんは。
昔の写真を見返すのは僕も好きです。僕の場合は懐かしさが
好きだから、どんな些細な写真も、ピントや露出が外れた写真も
自分にはとても懐かしさを一緒に封じ込めた感じになってます。
 ミノルタCLEをお使いだったんですね。僕も最近修理とオーバー
ホールをかけて調子良く使ってます。

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はじめまして。こんばんは♪
以前にもおじゃましたことがありましたが、勇気をもって初カキコさせて頂きます。
写真観について興味深く、拝読させていただきました。
私は、なんとなく撮っていますが撮ることが好きです。
好きという気持ちだけで、テクニックとかなしに撮ってるのでピンがあまあまで
ぶれぶれも多いですが・・・(最近、取説読んでみて目から鱗だったり^^;(大汗))
実は最近全然撮ってないんですけど・・・最後に撮ったのは半月ほど前です^^;
私も人を撮ってみたいんです。姪っ子たち(3歳〜7ヶ月)は撮りますが・・・
旅先で出会った人とか、じっくり撮ってみたいですね。
こちらもまず勇気をもって声かけるとかも時には必要だったりしますね。
あと自然な表情だと、ちょっと中望遠のレンズも必須ですね^^;
jujubier さんの撮られるポートレートや人入りのお写真大好きです。
また素晴らしい写真を楽しみに伺わせて頂きますね。
お初なのに長々と失礼いたしました。それではまた。
Amary

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何ともいえない奥行きがありますね。
見えるもの、それだけではなく、
この風土、人、空気、風。
もちろん体験したことなどありませんが
想像するのです。
すばらしいですね。

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*maqui-cafeさん、
このブログで「何か」を感じていただけたのなら、それほど嬉しいことはありません!
文章がなくても、写真だけで気持ちが伝わる、そんな写真を撮りたいと思います。

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*withismさん、
グレゴリーコルベールの「ashed and snow」人と動物の写真ですね。
サハラ砂漠では人と動物は決して飼い主とペットでなく、生きるためにお互いに支え合っている存在です。
グレゴリーコルベールの写真の動物も、見る人の癒しの対象ではなく、そんな絆が写っているのではないでしょうか。

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*fineboy5さん、
時が経つと、気に入った写真が変ってくることがありますよね。
不思議ですが、自分が変ったのかなと、いろいろ考えさせられます。
MINOLTAのCLEはラクダに乗っていた時に使っていたカメラなので、今までで一番思い出深いカメラです。
また欲しいなあ・・・ハッ、いかんいかん。

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*Amaryさん、
私も京都とパリで学生生活を送りました。
同じですね!

Amaryさんの写真に惚れました。
またひとつお気に入りのフランスの写真のあるブログを見つけて嬉しいです(ウフフ)

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こんばんは♪^^
すっかりご無沙汰しておりました。。
先日は、ブログ復帰記事にコメント、ありがとうございました♪♪

今日のお写真も素敵ですね☆
私の想像している"砂漠"って、まさにこのお写真の光景です。
一列に並んだラクダと、それを率いる人物。
彼らの影もほんとうに絵になりますね^^

最近のjujubierさんの書かれた文章、
実はこっそりと読み返させていただいていました☆
私自身は、写真を撮るのが楽しくて
ただパシャパシャと、特に何も考えずにシャッターを
押していたのですが・・・
「伝えたい何か」・・・
そんな写真を、いつか私も撮れるようになりたいな、と
思いました^^

また来ますね〜♪

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*blespaさん、
ぜひ、いつか一緒に砂漠に行きましょう!
私の写真では伝えきれない、陽射しと、風と、砂と、空気と、砂漠の人々の中にぜひ一度その身を置いてみて下さい!!!

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*deep_blue-13さん、
そうですね。
こういう写真が、きっとサハラ砂漠「らしい」写真なのでしょうね(笑)

私にとっては写真は、撮って貯めておくものでなく、誰かに見せるためのものなのかな。
だから、撮りたい気持ちは、そのまま伝えたい気持ちなのかも知れません。

これからもよろしくお願いいたします。



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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年7月22日 22:51に書いたブログ記事です。

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