サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

Gramercy(深く感謝)

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実は今日、仕事に行かなかった

木曜日の晩、妻が喘息で苦しんだ。
発作は1年振りだろうか。
同晩、息子も38度台の発熱。

金曜日の朝、まず娘に適当な朝食(断食で味がみれない)を作り、学校へ送り出した。
それから息子と妻を連れて病院へ。

抗生物質を処方された息子だけ連れて、とりあえず昼に自宅へ戻った。
息子は病気で断食は中止だが、食欲がなく昼食はとらずにベッドへ。

私はキッチンと居間を片付け、イヌ、ネコ、ウサギ、シマリスの世話。
洗濯はパス(笑)
一休みして、点滴を終えた妻を迎えに行った。
帰り道で近くの薬局に寄ったが処方された薬がない。
日本も田舎だとアフリカと変わらない。
妻を自宅において、薬を探しに市民病院の近くの薬局へ。
家に戻るとちょうど娘も帰宅。

冷蔵庫を覗くと、思うような夕食の材料がなかった。
病人にピザもよくない。
しかし日本の惣菜では妻と息子は食欲がわかないだろう。
こういう時、妻や息子が一番食べたいのは、いつも肉(爆)
熱で唸っていても、おかゆより肉が食べたいという。
さすが遊牧民。

しかし、妻はさすがにステーキや焼き肉を食べに出られる体調ではない。
(若い息子は、夕方にはもう熱も下がっていたが)

そこで市内のネパール料理店に電話し、息子の好物のタンドリーチキン、妻の好きなサグ・マトンカレー(ほうれん草とヒツジ肉のカレー)、マトンチョップ、ナンなどを注文。
取りにでかけた。

こんな時もカメラは手放さず、レジの横で1枚だけパチリ(冒頭の写真)。
帰り道のコンビニで飲み物を買った時、ネオンが目を引いた隣の美容院を1枚パチリ。

d0087256_048172.jpg この美容院の名前にある、Gramercyは、フランス語のGrand merci(大きな感謝)からきた古語だ。
うん。
帰ったら、いつも家事をこなしてくれている妻に言おう。

いつも本当にありがとう
早く良くなっておくれ

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コメント(4)

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長く住んでいても生まれ育った国とは順応性が違うでしょうからお大事に。
奥様とは前にお邪魔したときにはお料理を頂いただけでお話しする時間がありませんでした。
また機会があればゆっくりとおじゃまさせて下さい。(^_^;)

さて、明日は妻が京都へ連れて行けと言っているのですが、嫌だと断っていました。(^_^;)
jujubierさんの書き込みを見て家族サービスしようかと思い改めた次第です。(笑)

SECRET: 0
*いなやん、
で、京都行きは?

昨日は、キッチンの大掃除をしました。
えらい!>自分
午前中に妻の点滴が終わったら、午後は買いたいものがあるので名古屋に出かけてこようと思います。
カメラを持って!

SECRET: 0
Gramercy、いいことばですね。
このブログは、写真にも文章にも優しさがにじんでいて、読んでいるといつも胸がいっぱいになります。
このブログに出会えたことに、Gramercyです。

SECRET: 0
*はせつさん、
嬉しいお言葉、ありがとうございます。

実は夫婦げんかもよくしますが、妻が我慢して折れてくれます。
後から感謝してます(笑)

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年10月 5日 23:51に書いたブログ記事です。

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