サハラの旅から戻り、改めて砂漠の友人たちを写真に収めたいと始めた写真ブログ

La sacrifice(犠牲 -glossy darkness- 03)

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今回の写真は、首を切られたばかりのヒツジだ。
床には血が広がっている。
人によっては凄惨な光景と感じるかもしれない。
そのためトップに表示せず、かつ小さく表示している。

ワガドゥグで暮らしていた時、居候や客が多いこともあり、我が家ではほぼ毎週、一頭のヒツジを殺していた。
年間50頭近いヒツジを殺していたことになる。

内蔵はその日に、肉は保存して、少しずつ食べた。
頭や脚は、煮込んで翌日の朝食べた。
時々近所の貧しい人たちに肉を配ったりした。
皮は、 革細工に使う女性たちに譲っていた。

だからこの写真は自分にとっては、かつての日常のワンシーンでもある。
自分が生きるために犠牲になってくれているものに感謝を忘れないようにしたい。

写真をクリックすると、通常のサイズで表示される。

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コメント(5)

SECRET: 0
こんばんは
これはまた、強烈ですね
しかし、ここは気管で、ここが背骨の一部でと、じっくりみてしまいました

家族の様に、ともに過ごしてきた家畜に、明日を生かしてくれる事に感謝をしながら
広い意味で、自分を支えてくれるものに、感謝をしながら
次の日を迎える  大切な事だと思います

SECRET: 0
食事の前にはかならず「いただきます」と手を合わせます。
それは、父、母に感謝し、自然に感謝し、また、その目の前に
食事となっているものに対して、全てのものに感謝の意を込めて。
命あるものの命を奪っていただくのですから、感謝をする気持ちは
ぜったいに忘れたくないですね。

SECRET: 0
*thejetmoleさん、
自分でもなんどもヒツジをさばいているので、どこにどんな内蔵があるか、どんな形をしているか、どんな色をしているか、詳しいですよ(笑)
腸に、どんな風に糞が入っているかとか。
それを、丁寧に洗って食べます。

SECRET: 0
*gangnekoさん、
いただきます。ごちそうさまでした。
口に入ったものと神への感謝、子どもにもしっかり教えています。

SECRET: 0
おっと、そうそう「ごちそうさまでした」も、忘れずに!です。
でも、たまに、いただきますを言い忘れて、最後にいただきますの
意味も込めて「ごちそうさまでした」をしております。。。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2007年12月13日 20:56に書いたブログ記事です。

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