一眼レフはレンズを通して被写体を見ている。
だから(ボケの量は絞りを絞った状態で確認しないといけないが)、構図はしっかりとファインダーから確認できる。
しかしレンズの斜め上にあるファインダーから(大抵は実像と倍率は違うけれども)被写体を見ているレンジファインダーカメラでは、見ているものと実際に写るものは微妙にずれてしまう。
特に近距離ではその誤差(パララックス)が大きい。
ライカのMシリーズはピントに合わせてフレームの位置を動かしてパララックスを補正しているが、完璧にはいかない。
また近くのものと遠くのものの位置関係のずれは補正のしようがない。
勘でそれを補って撮るのだが、なかなか思うようにはいかない。
デジタルのM8だとモニターを見れば意図した通り撮れているか確認できる。
うまく撮れていなかったら、納得するまで撮り直すことができる。
しかし銀塩のM6では、現像するまでうまく撮れているのか分からない。
予め少しずつ位置を変えて撮っておくという手段はあるが>完全手動ブラケット撮影(笑)
で、段の上にぴったり脚を乗せたかった猫は空中に浮いてしまった。
背景のボケ具合もちょっと大きすぎた。
次はうまく撮ってやろう。
次回の福岡出張の楽しみが増えた。
そう考えよう(笑)
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出来上がりをみて、なーんだ以外と上手く撮れてると感じる喜びがfilmにはあります
ね。これが意外と病みつきになったりします。プロではないので、時間を焦って撮る
必要はないかなと僕は考えています(^^ゞ
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ピンホールカメラで少し撮った時があり、ファインダーもないのにそれなりに意図した方向で撮れているんですよね。
中には狙った物がドンピシャで撮れている時もあってこれが凄く嬉しい。(笑)
視野率100%で暗いところでも撮れるカメラを買うと、カメラの面白味が薄れてしまった・・・。
いや、せっかく技術面をある程度カバーしてくれる環境が手に入ったのだからそれをうまく使いこなして本来の目的である生み出す写真の内容のステップアップをしないといけないのですが・・・。
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*farfarsideKさん、
> 出来上がりをみて、なーんだ以外と上手く撮れてると感じる喜びがfilmにはありますね
ええ、思った通りに撮れていた写真、思った以上に撮れていた写真を目の前にした時の喜びは、デジタルより銀塩の方がずっと大きい気がします。
それは、確かに自分の手で写真を撮ったんだ、という喜びなんでしょうね。
でも、まだまだそんな喜びよりも、現像して反省することの方が多いです(涙)
デジタルだと数カット連続して撮ったり、数枚撮ってからモニターで確認し、納得できなければすぐに撮り直しもできるので、イメージに近い写真は遥かに撮りやすいですよね。
けれど流れ作業の中で撮り直ししてしまうので、記憶力と反省の薄い自分には、技術や経験として身に付くものが少ないです。
銀塩の方が反省する時間がしっかりあります。
そんなわけで銀塩で、撮って、現像して、反省する、再挑戦、というゆっくりしたサイクルをしばらく続けていこうと思います。
一発勝負はついついデジタルで撮ってしまいますけれど・・・
それでも、より確実なデジタル一眼レフにはなかなか手が伸びません。
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*いなやん、
お気に入りの写真が撮れた時の喜びは、写真を撮るモチベーションの一番のもとでしょうね。
それは登山家が登頂に成功した時の喜びと同じかも知れませんね。
でも砂漠の旅にはそんなピークがないんです(笑)
自然の大きさへの畏怖、井戸に着いた安堵感、偶然出会った人との交流、そんなものの積み重ね。
それは結果としての写真より、撮っている時の高揚感に繋る気がします。
うーん。何を言っているのか自分でもよくわからん(笑)
現時点で恐らく最高の機能を持つカメラ、ぜひ120%使いこなしてすばらしい写真をたくさん見せてくださいね!