NHK総合テレビ「地球のわかり方 −メルカトルの誘惑」を見ました。
タイトルはガイドブック「地球の歩き方」のパロディですね。
さて、
・日本人がいない
・わくわくする
・いやされる
国に行きたいというテーマで、サッカー日本代表元監督のトルシエさんが選んだのがブルキナファソ(以下ブルキナと省略)でした。
トルシエさんは、1998年1月・2月にブルキナで開かれたアフリカカップ(CAN98)のため、1997年11月から1998年2月までワンポイントリリースでブルキナ代表サッカーチームの監督をしていました。
そして予選敗退確実!と思われていたブルキナをなんと準決勝まで導きました。
この時トルシエさんは、ブルキナ国内ではもしかすると大統領以上の英雄でした。
まあそんな思い出もあって、トルシエさんはブルキナを推薦したのでしょうね。
余談ですが、私もブルキナにいた2000年、トルシエさんが再びブルキナにいらっしゃいました。
その時のエピソードを友人の金澤さんがここに書いています。
番組ではいろいろな角度からブルキナが紹介されていましたね。
1.何があるか
自然と野生動物
国際工芸見本市(SIAO)とアフリカ国際映画祭(FESPACO)
2.食事
ト(そばがきみたいなもの)、オクラのソース、バオバブのソース、モロヘイヤのソース
グリルチキン、ケジェヌ(鶏のトマト煮込み)
3.ブルキナファソの魅力は人とのふれあい
ブルキナ人は礼儀正しい、几帳面
4.その他
ブルキナファソとは善良な民の土地という意味
日本にはブルキナ人は7人しかいない
美人の条件は、太ってお尻が大きい
もう少し、歴史とか暮らしの話があればと残念でしたが、30分では無理だったのでしょうね。
ところで番組に、ブルキナ関係者として出演されていたのが友人・知人ばかりでびっくりしました。
でも日本にはブルキナ関係者が少ないわけだから当たり前といえば当たり前かな。
サヴァドゴ(岡島)夫妻とは4月にお話させていただいたところでした。
日本ブルキナファソ友好協会は、現地でおつきあいがありました。
カファンド・パトリス臨時大使は、初めてお会いしたのはもう5年くらい前でした。友人のうちで食事をしている時に偶然お会いして、気さくにお話させていただいて、別れ際に名刺を戴いて大使館員(当時はまだ臨時大使ではなかった)と知りびっくりした記憶があります。
そんなこともあって、番組はとても身近な気持ちで楽しく見ることができました。
あの番組を見て、ブルキナがそしてサヘルに行きたいと思う人が出てくると嬉しいです。
最後に、番組の補足を少し
・納豆みたいと表されていた「スムバラ」はParkia biglobosaという木の豆(種子)を発酵させたものです。煮込み料理に入れて使うので、味噌みたいなものと考えると良いでしょうか。
・「ト」は、トウモロコシだけでなく、コーリャン、トウジンビエ、米の粉からも作ります。
・「ソース」というのは、日本人がイメージする味付けをする液体ではなくて、トやご飯にかけるカレーとかシチューのような具のことです。
・ヒョウタンをつけた木琴「バラフォン」の面白いサイトがあります。
遊んでみてください。
お久しぶりです。
僕も録画して帰宅後見ました。なんかほんとうれしいです、なんなんでしょうかね、このうれしさは。
収録の日彼らの家に泊まり、あの作っていたソースゴンボを後に食べたのは実はわたしです。
ラゾ君も人柄が染み出てて、、ほんと、好感度抜群でした。
またブルキナファソに興味を持つ人もきっと増えたはず!
ろくな感想ではありませんが、何か書き込みたくなり、メッセージ残させていただきました。
こんにちは(^-^)
私は全く偶然だったのですが、この番組を見ました。
食べ物では、以前jujubさんが教えてくださったモロヘイヤのカレーも出ていたので、わぁーっとなんだか嬉しくなって観ていました。
私が一番心に残った人は、ブルキナファソでは人と人との心からの交流がとても豊かだ。と言うことを番組でどなたかが言っていたことです。
日本にも色々な場所がありますが、都会ではまずあまり望めないことだなぁ・・・。
そういうことがあれば、人の心がかさかさすることも少なくなるかなぁ・・・。と思いました。
トルシエ監督が、ブルキナファソの人たちの良いところを、きちんとテレビで話してくれたことも嬉しく思いました。
3ヶ月ほど前に植えたバオバブは芽が出なくて残念ですけど、本当にいつかおばぁさんにならないうちにマリなどへ行ってみたいと思っています。