日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

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コートジボワールでまたクーデター(未遂)があったようです。
一般市民、隣国から出稼ぎに来ているの人たちの無事を祈ります。

昨日の続きです。 アビジャンでは、政府側、クーデターを起こした側合わせて、270人死亡。300人負傷。 ブアケとコロゴは依然反政府武装集団が占拠。 バボ大統領がクーデターの首謀者と述べたロベール=ゲイは、今回の事件とは関係なく、自宅で暗殺されたとの情報もある。 バボ大統領は、コートジボワールは攻撃された(=今回の事件は他国関与の可能性がある)と、国営テレビ放送で述べる。

コロゴとブアケは依然反乱軍の勢力下にある模様。
フランスが、自国民の保護のため、600人の常駐部隊に加え、100人程度の兵士と輸送用のヘリコプター3機を増強。コートジボワール在住フランス人は約2万人。

サヘルの報道

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W杯代表監督【1】セネガル…ブルーノ・メツ氏(48)

「知っているかい? セネガルは、アフリカ諸国のなかでは例外的に、内戦やクーデターをほとんど経験したことがない平和な国なんだ」

引用元:asahi.com : Be on Saturday 「放任」でフランス倒す

ええっ?!

夜間外出禁止令はまだ続いています。
中北部は依然反乱軍が勢力を保っています。

また悲しい事件が起きました。
現地時間の26日深夜、カザマンスのジガンショールからガンビア沖を経て首都ダカールへ向かっていたフェリーが沈没しました。
現在までに59人の生存者が収容され、41人の遺体が収容されており、残り600人の行方が心配されています。
このフェリーは、1年間の修理の後9月10日に運行を再開したばかりだったそうです。

現地時間28日深夜現在、乗員796人中、生存者63人、死者およそ350人、依然300人ほどが行方不明という状況です。
遺体の中には、夏休みを実家で過ごし、新学期を首都ダカールで迎えるためにこの船に乗っていた学生も大勢いるそうです。

オンラインのフランス語新聞記事から抜粋・抄訳しました。

オンラインのフランス語新聞記事から抜粋・抄訳しました。

19日にクーデター未遂直後、海外系のラジオ放送局RFI、BBC、Afrizue Numero 1 は設備を破壊され、アビジャンではFM周波数帯でこれらの放送を受信できなくなっていました。
それに加えて、4日深夜、夜間外出禁止令の中、フランス系テレビTV5とCANAL HORIZONの中継を行っているアビジャン放送局が破壊されました。
すなわち、現在アビジャンの市民が簡単に得られる情報は、海外のメディアを厳しく非難し続けている国営テレビ・ラジオと新聞だけという状況です。
政府による情報の規制が情報操作へと大きく傾きませんように。

そんな危惧の中、コートジボワール国営テレビ(RTI)が、6日20:00の放送で、
「1998年、在コートジボワール外国人の半数がブルキナ人であり、その数は2,338,540人にものぼる。(中略)ブルキナの大統領とその支持者が、西アフリカのおけるコートジボワールの役割をよく理解できるように、たった500,000人のブルキナ人をブルキナに追い出せばいい。(中略)コートジボワール国内のブルキナ人移民排斥がこの戦いの勝利への鍵である」
とコメントしたそうです。


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