娘は私より暑さに強く、ブルキナファソやマリで45℃以上の気温でも結構平気です。
妻もそうですが、娘も大粒の汗をかきません。
そして、いつも肌がひんやりしています。
さて、そんな暑さに強い娘ですが、風呂は熱いのが苦手です。
お気に入りは38℃くらい。
今晩、一緒にお風呂に入っていて、寒いので風呂の湯温を39℃に上げたら娘に熱いと文句を言われました。
それから、こんな質問をされました。
「マリだと45℃でも平気なのに、どうして日本のお風呂の39℃の方が我慢できないのかな?」
確かに、気温だと50℃でも耐えられます。
サウナだったら80℃以上ありますよね。
でも10分くらいいられますよね。
でも、風呂の湯温が50℃だったら入っていられません。
ましてやサウナと同じの80℃以上のお湯なんて絶対に無理です。
尋ねられて、
「水と空気の、肌への温度の伝わり方の違いかなあ・・・もごもご」
と自信を持って明快な答えができませんでした。
く、悔しい・・・
娘が寝てからネットで調べました。
理由はふたつありました。
ひとつは、思った通り熱伝導率の違いでした。
水は空気の25倍も熱を伝えやすいそうです。
お湯の中に入ったら、すぐに体表の温度もそれに近くなります。
でも、空気の場合、すぐに体表の温度を上げません。
水だと80℃でヤケドしますが、空気だと数百℃でも平気だそうです。
ふたつめは、なるほど、汗の働きなんですね。
気温が高い場合、汗が皮膚の上に水分の薄い膜を作ります。
それが空気中に蒸発する時、汗1mlにつき約0.58calの熱を奪うそうです。
この気化熱が皮膚を冷やし、やけどを防ぎ、体感温度も下ます。
ですから、湿度が低い場合の方が気化効率もいいですし、個人差もあって娘や妻のように汗腺が多い方が、この機能も高いわけですね。
明日の朝娘が起きたら、さっそくこの回答を教えてあげましょう。
ところで、湯温と気温の「体感温度」は、それぞれ何度ぐらいで同じように感じるのでしょうね?
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