日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

世界地図の中のアフリカ

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韓国をはじめ世界中のインターネットインフラに被害を与えたSlammerの感染について、Slammer発生30分後の感染の様子に、発生後30分後の世界中の感染状況を示す地図(出典はThe Spread of the Sapphire/Slammer Worm)がある。
これを見た瞬間に違和感を覚えた。みなさんはどうでしょう?

日本、アメリカ、オーストラリアなどは、国内の拠点(都市)の感染状況までわかる(ヨーロッパは被害を示す円グラフが大きすぎて細かいところはわからなくなっている)。
しかし西アフリカの地図を見ると、国ごとの感染程度は円グラフの大きさでわかるが、それを示しているポイントは、インターネットインフラの拠点である首都ではなく単純に国のまん中になっている。
西アフリカでは現在もほとんどの国で、インターネットインフラは首都(のみ)に集中している。だから、国内の詳細を示すところまで精度を上げる必要は確かにないだろう。しかし、せめて首都の位置上に円グラフの中心を持ってきて欲しいと、西アフリカに思い入れのある私は思ってしまう。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年2月 3日 18:14に書いたブログ記事です。

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