日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

強者の論理

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Wars never decide who's right, only who's left. (戦争で決まるのは誰が正しいかじゃない。誰が生き残るかだけだ。)

引用元:えらく納得した英語の文句をひとつ

この、生き残らないものが出る、という結果をずっと考えています。
その中に武器を持たない普通の人たち、子供たちがいるということをです。

あきらかに力の違う二者間の戦争では、生き残る方は初めから決まっています。
トゥアレグの諺にこういうのがあります。

「一番強いものの理屈が一番正しい」

生き残ったという結果が、正しいことの証明になってしまう。
本当は、
「戦争で決まるのは誰が正しいかじゃない。誰が生き残るかだけだ。」
なのに・・・

人間の盾としてイラクに行った知人がいます。
イラクに嫁ぎ、イラクに残る決心をした知人がいます。
彼らの命も強者の論理に握りつぶされてしまうのでしょうか。

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コメント(2)

誰が生き残るかだけを決めるために、多額のお金と武力が注ぎ込まれ、人の命と大切な環境が失われていくのか。
どうすれば、一刻も早く終わらせることができるのでしょうか?

何ものよりも優先されるべき彼等の命が守られることを祈ります。

初めてトラックバックをもらってしまいました。いとうれし。
引用していただいたmatsudaです。
と言っても私も引用ですけど。
それだけ皆の関心事だってことですね。

親の仇でも何でもいいから
関係ない人を巻き込まずに
ブッシュとフセインでタイマンはれってかんじです。
それなら
話し合おうが
殴り合おうが
殺し合おうが
好きにしてくれていいから。

っていう不毛なことしか思いつきません。
無力だねえ。
民主主義ってこんなんでしたっけ。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年3月21日 08:24に書いたブログ記事です。

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