日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

コミットメント

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20030322sotsuen今日は娘の卒園式です。
娘の寝顔を見ながら、今日まで健康で明るく育ってくれたことに感謝しています。

この娘が大きくなった時、少しでも今よりいい世の中であって欲しい。
文化の壁を越えて、世の中と前向きに関係性を持ってもらいたいと願っています。

しかし21世紀になってからの短い期間に、どれだけテロや戦争が続いていることでしょう。
文化の違いによる摩擦、衝突が続いていることでしょう。
願っているだけでは世界はいい方向に進んでいかないのだとつくづく感じています。
私自身が、文化の壁を越えて、世の中と前向きに関係性を持っていかなければ。
(2003.03.23改:写真を追加)

希望は、マリで実現した民主主義のプロセスです。
市民の力が、軍部を倒すきっかけとなり、独裁体制が壊されました。
その後の民主主義と経済復興の過程に問題がないわけではありませんが、市民の自信と誇りは、今のマリの大きな財産でありエネルギーです。

しかし、そういう市民の自信や誇りが日本にあるでしょうか。
日本の民主主義は、ほんとうに前に向かって進んでいるのでしょうか。
アメリカ合衆国の戦争は、民主主義のためなのでしょうか。
ブッシュ大統領の一連の発言と、今回の開戦を批判するプーチン大統領の声明だけを聞くと、21世にになってアメリカ合衆国とロシアの民主主義に対する姿勢がまったく入れ替わってしまったのではないかとさえ思ってしまいます。

この Blog に最近続けてコメントをいただきました。
それを読んでとても感謝するとともに、この Blog がインターネットの拡がりを通して、私自身が世の中と関係性を持っていくためのツールになってくれているのかな、と思いました。
力はないけれど、とても微力だけれど、そう思っていいですよね。

インターネットを使ったコミットメントという趣旨で ONWAR プロジェクトに参加。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年3月22日 06:02に書いたブログ記事です。

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