日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

ひなまつりの娘の姿に思うこと

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20030303hina
和服
娘の叔母の着物を仕立て直してもらった

200208aishaマリの衣装
母の服と装身具を着せてもらった

娘は、ブルキナファソにいる時、日本に帰りたくないと言っていた。
日本に来ても、しばらくはフランス語の幼稚園に行きたいと言っていた。
しかし、しばらくすると友達もでき、日本の方がきれいで、遊園地があって楽しいと言っていた。

しかし最近は、マリと日本の両方が好きだと言っている。
親たちがそう言うと喜ぶことを知ってかも知れない。
でも、本当にそうであって欲しいと思う。

小学校にはいるといじめがあるかも知れない。
そんな心配は杞憂になるかも知れない。
しかしどんな状況にあっても、日本とマリのどちらも否定せず、どちらの親も愛し、どちらの国にも誇りを持って幸せをつかんで欲しい。
後一月で小学校に入る娘の和服姿を見て、マリの衣装を着た姿も思い出し、どちらも偽りのない愛する娘の姿だねと、妻に言いながらそう願った。

追記

娘は、日本もマリも大好きだけれど、住むのはマリの方がいいと言う。
1番目に大好きなおにいちゃん(マリで学校に行っている)がいるから
2番目にお家が大きいから (^_^;
3番目にお友達といっぱい遊べるから(みんな習い事に行っているので遊ぶ時間があまりない)
2番目と3番目は、子供にとってはおもしろくない日本の現実だろう。
(2003.04.15改)

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コメント(8)

お家、大きいと思うんですけど... ?

少なくとも、我が家よりは。(涙)

大好きなお兄ちゃんは、マリで元気にしてますか?

Laila さん、

アフリカの家は日本の家より大きかったんです。

おにいちゃんは、元気です。

でも、電話がないので、なかなか話をすることができません。

今年秋から中学生です(卒業試験に受かれば)。

小さな学校ですが、秋の試験では1番だったそうです。

この前、妻が、サッカーシューズ(もどき)を買って送っていました。

Laila さんも、おにいさんが大好きなんですよね。

こんにちは。ご無沙汰しています。

以前UAEにいたTAKE C(ムハンマド)です。

現在はカタールはドーハにいます(って、お話しましたっけ)

「両方を好きになってほしい」というjujubeさんの願い、とてもよくわかります。生まれた時から二つの国を知っている娘さん、きっと素敵な人になられるでしょう。

私のほうはというと、ドーハに来てから1年。毎日必ず誰かに結婚の話を出されて困っています(笑 そろそろ時期なのかな、という気持ちはあるのですが、こればっかりは、したいからと言ってすぐできるものでもないですし。

Assalam Alaikum TAKE C さん!

コメントありがとうございました。

『どぅにあ』の「from ドーハ」読ませていただいてますよ。

引っ越しも終わって落ち着かれたようですから、やっぱり次は結婚でしょう。

> こればっかりは、したいからと言ってすぐできるものでもないですし。

思った時が決断の時。

えっと、私の場合は、妻の涙に落とされました(その話しはまたいつか)。

こんにちは。

お嬢さんは、着物もマリの衣装も、とてもお似合いになって素敵ですね。

jujubeさんの大きな愛に包まれて、将来もきっと幸せな人生を手にされることとと思います。あらためて父親の愛というものの素晴らしさを感じました。

ただ、お綺麗なので、お父さんとしてのご心配のネタは尽きないかもしれませんね。

(^-^ ) ニコッ

Miucat さん、コメントありがとうございます。

親にとっては、どんな子供もかわいいものですよね。

自分の子供は客観的に見られないので、よくわかりませんが、お世辞でもかわいいと言っていただけると嬉しいです。

時々、嫁に行かせたくないですかとか言われますが、そういう気持ちはないんです。

いい人がいたら20歳前でもよし。

妻の国では、伝統的には親同士で縁組みを決めます。

そのため、もう結婚の申し込みがあったりします。

さすがにちょっと早いと思いますが・・・

でも早く結婚してくれたら、心配のネタがなくていいかも。

といいつつ、その適齢期になったら嫁にやりたくなくなるのでしょうか・・・

ん・・私の父は、結婚するとき(先の夫のことですが)彼はいい奴だが、こういうところが気になる。と言っただけで、反対も気落ちする様子も見せませんでした。父の言った事があまりにも当たっていて、後に驚きましたが・。

今の夫にも娘があって、もうすぐ2人目の孫が出来ます。結婚前から駐在していた日本に、二人で遊びに来ていましたが、遠く離れて暮らしていたこともあってか、平気そうでした。

じゃ、私は・・と考えると母親ではありますが、心配で手離したくないです。夫は私を鶏みたいな親だと言います。卵を守って温めているから、だそうです。(*´ー`) フッ

Miucat さん

妻もいつまでも娘と一緒にいたいそうです。

娘に子供ができても、妻にとって娘は、生まれた時と変わらない "Mon bebe"(赤ちゃん)だそうです。

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このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2003年3月 3日 23:18に書いたブログ記事です。

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