日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

人事異動

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それにしても大臣が変われば、局長もほぼ自動的にその後に変わるのが常であるから、平常業務ができるようになるのは、まだ時間がかかりそうである。

引用元:コートジボワールの3月

これは本当に、サヘル地域で行政と仕事をする時の大きな問題です。

大臣の異動があると、大臣の気に入った人物がその側近に任命されます。
側近の人物は、部下にまた気に入った人物を任命します。
あるいは、今まで上がらなかった効果が上がるだろうと期待して、今までのやり方を否定するために、等々の理由で人事異動が行われます。

やっとこちらのアイデア、システム、方針、目的を理解してもらったと思ったら、大臣の異動で、担当者も玉突き式異動になってしまうわけです。
すると、またゼロからあるいはマイナスから、関係の構築を始めることになります。

どうしようもない担当者や意見の合わない担当者の場合は、大臣が異動と聞くと「やった!」と思いますが(本当はそんなこと考えずに、ある状況でやっていく気持ちがないといけないんですが・・・)、仕事がうまくいっている時には、いつ担当者が移動になるかハラハラすることになってしまいます。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年3月21日 06:44に書いたブログ記事です。

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