日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

空港内トランジットに査証が必要!?

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息子の帰省は、最後の最後になって問題が発生し、行き詰まっています。

日本の査証は、時間と経費がかかりましたが、義妹の旦那に付き添ってもらい、セネガルに出かけて無事に取得できました。
セネガルのJICA事務所(10年以上前、嘱託で4年ほど働いていました)には、本来の業務とまったく関係ないにもかかわらず、日本からの書類の送付・受取先になっていただき、大変お世話になりました。
また、在セネガル日本大使館にも、不足した書類について、後からファックスでの追補を認めていただくなど、寛容な対応をしていただきました。
深く感謝いたします。

しかし、フランスの査証取得で問題が発生。

水曜日にフランス領事館に行くと、パスポートの表記が不明瞭だと、フランス1泊のトランジットの査証を拒否されたそうです。

マリでは、出生証明書を基に身分証やパスポートを作りますが、名前の表記は、出生証明書そのままでなく、近い音で別表記にされてしまうことがあります。
たとえば、AssalehがAssalahになったり、IssaがRhissaになったりします。
息子は今年パスポートを更新したのですが、姓(父親の名前が書かれています)名ともに、前回と表記が変わってしまっていました。

フランス領事館は、昨年の査証取得時の記録を調べ、旧パスポートと表記が違う点を指摘し、フランス入国を拒否したそうです。
そこで、フランスで1泊することをとりやめ、土曜日の夜にマリを出て機内で1泊、日曜日の早朝パリのシャルルドゴール空港着、同日午後の便でシャルルドゴール空港を出て、機内でもう1泊し月曜日に名古屋に着く便に変更しました。

しかし便を変更後に、フランスに入国しなくても、フランス国内の飛行場で便を乗り継ぐだけでも査証が必要、という話になりました。
国際空港の入国管理の外は、どこの国にも属さないと思っていたのですが、その空港がある国の法律に国際空港内での乗り継ぎまで規制されるとは初めて聞きました。
エールフランスからも、今回の航空券の購入にあたって、空港から一歩も出ない場合でも査証が必要だと、今日までひとことも聞いていませんでした。
ともかく、息子は、トランジットの査証を拒否されたのと同じ理由で、空港内での乗換えのためにフランス行きの飛行機に搭乗することも拒否されてしまいました。

悪いことは重なり、木曜日は7月14日、つまりフランスの革命記念日で大使館は休館で、フランス領事館との連絡も思うようにできませんでした。
また、マリは金曜日の午後はたいてい休みです。
大使館ともエールフランスとも、なかなか連絡がつきません。
さらに悪いことに、チケットを購入した日本のエールフランスは、土曜日から月曜日まで3連休。
チケットの変更を日本のエールフランスには依頼できず、チケットが無駄になってしまう可能性もあります。

義妹の旦那が粘り強くフランス領事館と交渉し、パスポートの表記のあいまいさを説明してくれ、月曜日に再度フランス領事館に行くことになったそうです。

要するに、どうしても土曜日のフライトには乗れませんので、フライトを変更しなければ行けませんが、航空券を買った日本のエールフランスが休みという状況で、フライトの変更ができるのか。
月曜日に、フランス領事館に行けば、空港内でのトランジットが認めてもらえるのか。
いずれもよくわからない状況のままです。

お兄ちゃんと会えるのをまだかまだかと待っている娘。
一年ぶりに、息子の顔を早くみたい妻。
もちろん私も早く家族水入らずで過ごしたいです。
どうか息子が、日本に来れるように祈ってください。

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コメント(6)

御子息が、無事に、日本に来て、楽しい夏を過ごされるよう、祈っております!

確か去年、乗り継ぎでも査証が必要になったと聞きました。旧植民地からのフランス国内への流入を食い止めるためだそうです。

日本のエールフランスが日本人に対しての知識しかなかったとも考えられますし、そこまでは自分達の仕事ではないいう考えなのかもしれません。そう言えば、航空券を買う時に旅行代理店からはヴィザの事を聞かれますが(これは、代理申請して欲しいからでしょうね)直接買う時は聞かれないようにも思いますが、他の航空会社はどうなんでしょうね。

関空のエールフランスにも電話は繋がらないんですか?それとも、購入した所でないとダメなんでしょうか?

こんにちは。P-Africaの投稿からやってきました。

>しかし便を変更後に、フランスに入国しなくても、フランス国内の飛行場で便を乗り継ぐだけでも査証が必要、という話になりました。

出身国も違いますしまたいろいろな背景から一概に言えませんので一つの例として聞き流してください。夫はガーナ国籍ですが、ガーナ在住のガーナ国籍の人はヨーロッパ内でトランジットする際に、乗換えが数時間でもトランジットビザが必要です。(パスポートを見ると、そのビザが必要になる国はオーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スペインとなっています。夫が初来日した際の2000年現在)。その後はマルチの日本のreentry permitを所持して日本で航空券を買っている関係からかそのようなビザは必要なく来ていますが、現地で航空券を買っている在日のガーナ国籍の方は現地で航空券を買った際にやはり同じようなビザをガーナの旅行代理店を通して取得していました。
一概に言えませんので、あくまで情報の一つとしてください。
マリの場合はどうなんでしょうね?
それにしてもパスポートややこしいですね^^;

himalayaさん、Dickoさん、aliyaさん、
コメントありがとうございます。

aliyaさん、
パスポートに表記されているようなシェンゲン内の国が目的地の場合、同じシェンゲン内のがフランスが査証を求めるのは、まだ理解できます。
しかし、それシェンゲンの外の国に行くにあたってシェンゲンのビザを要求される理由が納得できませんでした。
いずれにしても、情報ありがとうございました。

パスポートは、息子が日本に着き次第、訂正して表記の正しいものに変える申請をしようと思います。

もう、とつてもはらはらしながら息子さんの来日の経過を読んでいます。
一昨日くらいから、夫といつもより少しゆっくり話す時間があったので、私がjujubeさんの息子さんの話をしていました。

フランスでビザを出さないのは移民の増加を防ぐための措置だそうですが、それとはべつにこれ自体がケースによっては違法だ。という意見が、フランスの学者から出ているそうです。

家族が一緒に暮らすことを保障する人権宣言かなにかに触れるのだそうです。

資料などはっきりとしたことが書き込めなくてすみません。私も今夜はじめて聞いた話なので、調べてみます。こんなことはもうご存じで、役に立たないかもしれないけれど、とりあえず、聞いたことだけ、お伝えしちゃいます。

桃李さん、
心配していただきありがとうございます。
VTAが違法という意見は、ネット上でこれを検索していた時、やはり見かけました。
私の方も、法的根拠なども書かれた情報があれば、お知らせしますね。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2005年7月16日 01:57に書いたブログ記事です。

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