日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

終戦記念日に

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娘「ねえ、おばあちゃんていくつ?」
私「72かな」
(しばらく計算して)
娘「おばあちゃんが13歳くらいのときに戦争があったんだよね」
ニュースでも見たのかな。
私「すごいね!よく知ってるね!たくさん人が死んだんだよ」
娘「イラクでも戦争してたんでしょ。知ってるよ」
私「お母さんやお兄ちゃんも、マリで戦争に遭ったんだよ」
娘「え!?ほんと?大変だった?」
私「もちろん、すごく大変だったよ。お父さんのお友達もたくさん死んじゃった」
娘「でも、もう終わったんでしょ?」
私「うん。終わった。よかったね。でも今も戦争をしているところがあるね」
娘「え!そうなの?どこ?」
私「たとえばマリの近くのコートジボワール。いとこが住んでたとこ。知ってるでしょ?それからパレスチナ」

私「・・・ねえ、『世界中からご飯の食べられない人をいなくする計画』をぱっとやっちゃうために、まず世界征服するっていうのはどうかな?」
娘「『せかいせいふく』ってなに?」
私「世界中をきみのものにして、世界中の人に無理やり言うことをきかせちゃうの。言うことを聞かない人は戦争をしてやっつけちゃうんだ」
娘「世界征服はダメね」
私「そうか。世界中がきみのものになったら、簡単かと思ったけど」
娘「世界はみんなものでしょ」
戦争の悲惨さを理解してもらえたでしょか。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2005年8月15日 08:07に書いたブログ記事です。

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