娘が国語の宿題の本読みを聞かせてくれました。
あまんきみこさんの「ちいちゃんのかげおくり」というお話でした。
「蛍の墓」を思い出すお話です。
娘にそういうと、アニメの「蛍の墓」を見た記憶がないそうです。
ブルキナファソの人たちに見せてあげようとフランス語版を持って行き、ブルキナファソの家に置いてあったのですが。
ぜひ娘に見せてあげたいのですが、見ると私自身3日くらい落ち込むので、どうしようか悩んでいます。
以下はネタバレのあらすじです。
お父さんが出征する前日に家族4人(お父さんとお母さんとお兄ちゃんと妹のちいちゃん)揃って遊んだかげおくり。
影を見て十数えて、空を見上げると、空に白い影が映って見えます。
それは家族の記念写真のようでした。
空襲でお母さんとお兄ちゃんとはぐれたちいちゃんは、焼け落ちた家にもどり、何日もお母さんとお兄ちゃんを待ちます。
そしてある晩、まわりが急に明るくなります。
お父さんの声が聞こえ、ちいちゃんはかげおくりをします。
あの日のように、みんなが声を合わせて。
ちいちゃんは空に浮かび、家族に出会いました。
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