日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

廈門から

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廈門に着きました。
18日、セントレアから上海までは時間通りでしたが、上海から温州までのフライトは2時間遅れ。
結局上海の浦東飛行場に5時間くらいいることになりました。
中国国内でフライトが遅れた経験は、数え切れないほどあります。
ということは、遅れたけれど、予定通りでした、といってもいいかも知れません(意味不明?)。

18日温州に泊まり、19日は温州の東の外洋にある洞頭という島で仕事でした。
温州から洞頭へのフェリーが岸を離れしばらくすると、船員たちが急に 慌ただしく強い語調で言葉を交わしはじめました。
客を移動させ、船室中央の床のカーペットをはがし、床の扉を開け、下からロープをとりだしました。
窓の外を見ていると、ロープを碇に繋ぎ、船の横にある、係留するときに繋ぐ部分をうまくつかってそのロープを絡まないように伸ばしながら碇を降ろしていました。
詳しいことはわかりませんが、航行不能になってしまったようです。
というわけで、ちょっと漂流してしまいました(大袈裟か)。

しばらくすると小さな船が横付けされ、2隻の船はロープで結ばれ、小さな船の動力でもと来た港まで引き返しました。
そして、乗客はその小さな船に乗り換えさせられました。
船が走り出すと、窓の外は、大きな波しぶきで景色が見えないほど。
波の上をジャンプしながら豪快にとばしてくれました。
いやー、久しぶりに大揺れの船に乗りました。
おかげで、ぎゅうぎゅう詰めの船室のあちこちでゲロゲロ聞こえました。
あれだけ激しく揺れ、水しぶきを上げながら走ったのですが、普通1時間半のところが2時間強かかりました。
小さな船だと遅いんですね。
最初のトラブルで1時間弱掛かっていますし、通常の倍以上の船旅が楽しめたわけですね。
そう思うことにします。
体力も倍以上浪費した気がしますが。

到着が遅れたため、時間に余裕がなくなり、仕事もちょっとばたばたと。
そのため、昼食は、帰りの船に乗る直前に3時過ぎに麺一杯だけとなってしまいました。
時間があれば、中国側の招待で新鮮な海鮮料理のフルコースが食べられたでしょうに・・・
でも、8元(120円くらい)の魚のすり身入りの麺は、とてもおいしかったです。
おなかが満足したので、すべてよしとしましょう。

温州に戻り、もう一仕事して、それからまた飛行機で移動。
ここ廈門のホテルに着いたのは真夜中にでした。
それから、仕事の報告書をまとめていたら、もうこんな時間(中国時間で朝3時)です。
今日は日曜日ですが、中国側の配慮で朝からちゃんと仕事です。
ありがたいけど・・・休めない。

でも、夜にはもう一度飛行機に乗り、久しぶりの上海へ。
中国最後の夜はどうやって過ごそうかなあ。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2005年11月20日 03:50に書いたブログ記事です。

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