2月9日にアフリカで初の鳥インフルエンザ感染がナイジェリアで確認されたニュースについて書きました。
Afribone.comによれば、この事実を受けて、10日から、マリでは一時的に家禽類およびその加工品の国外からの輸入を禁止したそうです。
同じくAfribone.comによれば、予防措置のため5億セーファーフラン(約1億円)の緊急支援を国外に求めています。
詳しくは、この予防措置のための必要経費として862,094,646 F.CFA.を見積もり、ロジスティックにかかる332,600,000 F.CFA.はマリ政府が負担し、残りの539,494,646支援を海外に求めているということです。
しかし「鳥インフルエンザ、ナイジェリアからスペインへ Ce qui se passe」に書いたように、渡り鳥など野鳥の移動は制限できません。
また、陸続きで7つの国に隣接する地理的状況も、対策を困難なものにしています。
隣接する国々との人やものの出入りが多く、感染者だけでなく、車やもの、人などに感染した鳥の糞などが付着して国内に持ち込まれる危険性も少なくありません。
このような状況では、発生した場合に、如何に迅速にこれを同定し、その拡大を防ぐか、ということが重要でしょう。
予算についても、鳥類学(ornithologique)に基づくフィールドでの活動と、ラボでの検査が重要視されているようです。
私もナイジェリアのニュース見ました。
既に何人か亡くなりましたね。
トルコ、東欧から南へ広がってきたのでしょうか?
Maryam@LONDONさん、
ナイジェリアで死者が出ていますか?
それは知りませんでした。
今晩確認してみますね。