2007年12月アーカイブ
ここは、フォトジェニックなイドラ島の中でも特に目に留まった場所だ。
多くの人が立ち止まってシャッターを押す「撮影ポイント」だろう。
素直に撮れば冒頭のようになる。
同じシーンがこれまで何千万枚、何億枚(桁はいい加減、とにかく沢山と言いたい)撮られたきたことだろう?
そう思うと、へそ曲がりなので、人と違った切り取り方をしたいと思った。
さて、みなさんならこのシーンをどう切り取られるだろう?
コメントを戴いているみなさん、本当にありがとうございます。
以前に書きためた記事は、ほぼ毎日アップしているが、実は本人がそれ以上にアップアップ、ばたばたしている。
そんな状況でここにいただいたコメントへのお礼や返事も遅れ気味だ。
みなさんのブログにもなかなかコメントが残せず申し訳ない。
感謝&深謝。
さて、みなさんは、もう年末年始の休みに入っているのだろうか。
私は今日も仕事(涙)
気を抜かず最後までしっかりやろう!>と自分に言い聞かせて今から出社
レンジファインダー機を手に入れた日に撮った写真(2006年11月に投稿済のもの)
今年1年、このブログを訪れてくださったみなさん、ありがとうございました。
サハラ砂漠に行くために写真を撮りたいと思い立ち、デジタル一眼レフカメラを買って2年が経った。
一昨年の7月、到着直前に現地で病に臥せっていた妻の母が亡くなった。
在りし日の義母や親類や友人の写真を葬儀の数日間、パソコンのモニターで訪れる家族や知人たちに見せた。
モニターを食い入るように見つめていた人々の姿が今も瞼の裏に残っている。
写真の力を感じ、そこに住む人たちをこれからも撮り続けていきたいと強く思った。
砂漠から戻り、その旅の報告の機会として、一昨年の秋にこの写真ブログを始めた。
沢山の方にコメントをいただき、勇気づけられた。
写真を撮ってよかったと改めて思った。
しかし一方で、写真で思いを伝えきれない自分の未熟さが悔しかった。
次に行く時にはもっと「いい写真」が撮りたいと強く思った。
いろいろ考えてレンジファインダー機を使い始めたのがちょうど1年。
M3はまだまだ使いこなせないが、M8はかなり馴染んできた(「いい写真」は撮れないが・・・)。
何をどう撮るのか、紆余曲折、試行錯誤、手探り状態だ。
しかし、ノートパソコンのモニターに写る義母の写真を顔を寄せあって見つめていた大勢の人たちの姿が、自分が写真を撮りたい、見せたい思う原点であることを決して忘れまい。
あの気持ちを忘れなければ、砂漠で、あるいは日々の暮らしの中で、自分の撮りたいものを見失うことはないはずだ。
そして拒絶され、受け入れられ、不審な目を投げ掛けられ、笑い掛けられ、怒られ、喜ばれ・・・写し続ける中で、自分の写すスタイルが少し見えてきた気がする。
気がするだけかも知れないが(笑)
2011年の夏にサハラ砂漠に行くまでは修行のつもりで、失敗を恐れずいろいろな写真を撮っていきたい。
コメントは写真を撮る大きな励みになる。
欲を言えば、褒め言葉よりもたくさんの厳しい意見を戴いてこそ、多くのことを学ぶことができると思う。
みなさんから忌憚のないコメントを戴き、それを糧に「いい写真」、何かが伝えられる写真を撮れるように努力していきたい。
この1年間、このブログを見てくださった方々、コメントを下さった方々、本当にありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。