2007年12月アーカイブ
今回の写真は、首を切られたばかりのヒツジだ。
床には血が広がっている。
人によっては凄惨な光景と感じるかもしれない。
そのためトップに表示せず、かつ小さく表示している。
ワガドゥグで暮らしていた時、居候や客が多いこともあり、我が家ではほぼ毎週、一頭のヒツジを殺していた。
年間50頭近いヒツジを殺していたことになる。
内蔵はその日に、肉は保存して、少しずつ食べた。
頭や脚は、煮込んで翌日の朝食べた。
時々近所の貧しい人たちに肉を配ったりした。
皮は、 革細工に使う女性たちに譲っていた。
だからこの写真は自分にとっては、かつての日常のワンシーンでもある。
自分が生きるために犠牲になってくれているものに感謝を忘れないようにしたい。