日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

覚え書き

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北京から天津への風景の覚え書き。

○ゴミの花

郊外では捨てられたビニール袋が風に吹き溜まっていたり、草や木の枝などにからみついている。
セネガル(とくにカオラックあたりだったか)でよく見た「ゴミの花」だ。
こういうところまで、サヘルに似ていなくてもよいのに。

○制服と私服

中国では制服を着た人々をたくさん見かける。
警官や軍人。
制服を着た人々は、一般市民との間に、厳しい目つきと態度で見えない壁を築いている。
けれど、天津へ向かう途中、土手に並んで腰掛けて、楽しそうに話しをしている軍服姿と私服姿のふたりの男の姿が車の窓からちらりと見えた。
あの制服の男だけは、見えない壁がなかった。
とてものどかな風景だった。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年3月10日 23:13に書いたブログ記事です。

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