日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

多様性の総体としてのサヘル

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ここでサヘルについて書きながら、気をつけなきゃ、と自戒すること。

日本と比較する時、サヘルはこんなところなんですよ、と書いているけれども、サヘルを一般化しすぎていないだろうか。

サヘル地域にもいろいろな国があり地域がある。
そして、多くの民族が暮らしていて、同じ地域の民族でもいろいろな社会階層や生業を営んでいる人たちがいる。
ひとつひとつの家族、その中のひとりひとりが、それぞれの個性を持っている。
一般化した時に、そこから抜け落ちている集団や個人が必ずいる。
自然についても同じ。

一般化の裏には捨象がついて回る。
そう言うものをどう扱えばいいのか。
ひとつの方法は、たくさんの書き込みによって、抜け落ちるものも少しずつ拾い上げていくことではないだろうか。

常に、ステレオタイプな見方や過度の一般化をしすぎないように注意したい。
そして、多様性を持つ多くの要素の総体として存在するサヘルを、時間をかけて少しずつ描いていきたい。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年3月19日 18:59に書いたブログ記事です。

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