名古屋市本郷駅前の「ダリ」というスペイン料理レストランでパエジャを食べた。
おいしいパエジャが食べたくなったので、パエジャの食べられる店をインターネットで探して出かけた。
小さいが雰囲気のあるお店だった。
魚介類のスープは、昔ダカールでよく飲んだ、フランス風の Soupe de poissson (魚のスープ)を期待していたが、貝やエビなど魚介類の入ったスープだった。魚のスープじゃなくて魚介類のスープなんだから当たり前ですね。
予想とは違ったけれど、おいしくて妻も満足。
ちなみに私はアホスープ(ニンニクスープ)を頼んだ。
パエジャは、ご飯がねっとりしていたけれど、とてもおいしかった。
「パエジャって、セネガルのチェブジェンみたいね」と妻が言った。
なるほど、調理方法は違うけど、盛りつけ方や食べた感じは似ている。お皿に焦げ付いたおこげをゴリゴリはがして一緒に盛りつけるとさらにチェブジェンらしくなった。小皿に分けずに食べたらもっとチェブジェンぽかったかな。
パエジャを食べていたら、娘が突然「フランス語の学校に行きたいな」と言い出した。
娘も、チェブジェンをよく食べていたワガドゥグの暮らしやフランス語の幼稚園を思い出したのだろう。家で話しているとは言え、娘はフランス語を忘れつつある。自分でもそれが残念なようだ。名古屋のアリアンス・フランセーズには、週一回帰国子女のクラスがあると聞いた。
一度見に行ってみようかと思う。
デザートはクレームカタラーナ。
カタルーニャ風プリンてなんだろうと好奇心で頼んだら、出てきたのはフランスで言うクレーム・ブリュレ。これもダカールでよく食べた。懐かしい。
懐かしいデザートといえば、私のいちばん大好きなデザート、イル・フロタンが食べられるところは東海地方にはないのかな。調べてみよう。
食後、妻はミントティーを飲んだ。
「ティーパックだけれど、とても香りの良いお茶よ」
メイン、デザート、飲み物と、家族ひとりひとりがアフリカの暮らしを思い出した、楽しい夕食だった。
お久しぶりです。
今日は、正面玄関からの訪問ではなく、
裏口からこちらにやってまいりました。
私たちはよく「パエリア」って言ってますが、
たしか正式には「パエジャ」って言ってたよね、と思い
検索すると、Googleの始めの方にこちらが載っていました。
で、jujubeさん、イル・フロタンがお好きなんですか?
私は正式なものを頂いたことがありませんが、
新聞の付録のような小さな本に載っていたのを作り、
意外と嵌る味だったので、
本家のレシピ集にアップしました。
http://www1.odn.ne.jp/~cce66380/sweets/illfrotin.htm
もしよろしかったら参考になさってください。
でも、jujubeさんが召し上がったものと
ちょっと違うかも?ですけど。^^;
yokoさんのイル・フロタンは、私が食べたどのイル・フロタンよりも手がかかっていてきれいでおいしそうです。
ところで、イル・フロタンとウフ・ア・ラ・ネージュってどう違うんでしょうか?
申し訳ありません。
そのウフ、何とかっていうお菓子、
頂いたことがないので・・・。
やはりメレンゲのお菓子なんでしょうね。
世界のお菓子って、まだまだ知らないものがたくさんあるんでしょうね。
どのジャンルでもそうですけど、
奥が深いです。
フランス語で、ウフは卵、ネージュは雪なので、ウフ・ア・ラ・ネージュは雪の中の卵というのメレンゲのデザートです。
私の思い出の中では、イル・フロタンとウフ・ア・ラ・ネージュがごっちゃになってるんです。
フランスのお菓子では、ブルトンのケーキというのもフランスの友人に食べて見なさい、保存が利くのでお土産にもいいと勧められながら、まだ食べたことのないお菓子です。
フランスではとてもポピュラーなお菓子だそうなので、見ていても知らないだけかもしれませんが。
突然おじゃまいたします(^^;
jujubeさん、ブルトンのケーキは
おそらく「クイニアマン」
ではないかと思います。勿論保存が利きます。
バターがとてもたっぷりで、何も入っていない
甘いパイです。温めていただきます。
何しろバターの味がいいので美味しいです。
夫の母はブルトンで、今はブルターニュに
住んでいます。だから私達の帰省は
ブルターニュなんです。「クイニアマン」は
よく食べます。
夫は日本でフォションのを食べて、
がっかりしていました。
日本人向けに変えたのでしょうが、
本物を日本で食べたことまだありません。
今日は。
ウッフ・ア・ラ・ネージュは、日本で「メレンゲ」と呼ぶものを生で使っているお菓子です。
イール・フロタントは、このウッフ・ア・ラ・ネージュを少し茹でて、クリーム(仏語でクレーム・アングレーズ)に入れたものです。
フランス人はイール・フロタントを良く、ウッフ・ア・ラ・ネージュと呼びますので、私も昔、区別は付きませんでした。日本でも美味しいものが食べられると、いいですね。
また、ブルトンケーキは多分、クイニュ・アマンと違うと思います。ブルターニュでは、ガトー・ブルトンというと、違うもので、温めて食べる物ではありません。
ブルターニュのケーキの共通点は、塩バターを使っているということです。そういう味が好きな人はたまらないと思います。上品な味というよりも、庶民、田舎の味です。
例えば現在、日本であっちこっち買えるブルターニュのクッキーはそういう味です。
お土産としてのブルターニュのケーキであれば、やはり「ガトー・ブルトン」というものがあり、味を説明するのは難しいですが、少し厚めの塩バターと小麦粉で作られています。形は丸いです。多分、直径15センチぐらいで、色は茶色です。飾りは何もなく、とてもシンプルです。フランスのスーパーマーケットでも売っています。
また、ファール・ブルトン(ブルターニュの灯台)というのもあります。少し堅めのケーキで、塩バターの味はしません。中にプルーンが入っています。私はそれ程好きではありませんが、妹は大好きなケーキです。勿論、ガレット、パレーというクッキーなども良いお土産だと思います。
桃李さん、Franckさん、情報ありがとうございました。
私が聞いたのは、Franckさんに説明していただいた「ガトー・ブルトン」のようです。
今度フランスに行った時に忘れずに探してみようと思います。
イル・フロタントとウフ・ア・ア・ラ・ネージュの違いもわかりすっきりしました。
食べ比べてみるともっとすっきりするんですが・・・
これからもいろいろ教えてくださいね。