日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

モーリタニアでクーデター(その2)

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一時反乱軍に占拠されていた大統領府や国家軍警察本部も、政府軍の手に落ち、不通になっていたテレビ・ラジオも政府の統制下に戻ったようです。
大統領は9日、テレビとラジオを通じてクーデターの制圧を宣言しました。

今回のクーデター未遂の背景については、公式発表はなく、ウェブ上でもそれほど多くの情報はありませんが、目についた情報をまとめておきます。
1.首謀者の一人は、軍司令部で海外訓練を指揮していたが最近解任された Saleh Ould Hanena 元大佐
2.戦車部隊と空軍の一部が反乱に加わったがあまり組織化されていなかった
3.大統領の息子が殺された
4.イラクと袂を分かち、イスラエルと国交を結んだ、大統領の欧米よりの政府の政策への不満、そして最近顕著なイスラム組織や反体制派メンバーの弾圧・逮捕などが今回のクーデターの原因ではないか

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年6月11日 06:34に書いたブログ記事です。

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