日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

ウシと地球温暖化

| コメント(0) | トラックバック(0)
ネブラスカ州リンカーン(AP) 牛の吐く息やげっぷに含まれるメタンガスには、地表の熱を閉じ込める温室効果があり、地球温暖化の一因とされる。米ネブラスカ州では、生化学者らのチームが、牛の飼料に薬品を加え、メタンガスの発生を抑える研究に取り組んでいる。
温室効果ガスには二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素などがあり、メタンのうち約2割は牛の息によるものといわれている。牛は反すう動物で、4つの胃を持つ。メタンはその中の「第一胃」で発生し、呼吸によって体外へ排出される。1頭の牛は1日に約400リットルから600リットルのメタンを吐き出している。

引用元:CNN.co.jp -サイエンス:「温暖化の原因」牛の息、防止策の研究進む ネブラスカ

この記事は、さきちな生活 Vol.II:名指しで批判された「ウシ」 で教えていただきました。

ウ、ウシが地球温暖化の原因のひとつなんですか!?
私もマリで14頭飼っているんですが・・・

ちょっと調べてみました。

メタン:温室効果は二酸化炭素の21倍です。
亜酸化窒素:温室効果は二酸化炭素の310倍です。
フロンなど:温室効果は二酸化炭素の数百から数万倍です。
引用元:温室効果ガスとは?

しかし大気中の含有比率が違うため実際の寄与比率は以下の通りだそうです。

1980年から1990年の主な温室効果ガス別寄与は、二酸化炭素60%、メタン15%、亜酸化窒素6%、フロン11と12で合計17%となっている。

引用元:地球温暖化解説 9.温室効果ガスとは

うーん、フロンといい勝負なんですね。

しかしサヘルのウシは痩せていて、食べるものも豊富じゃないのであまりメタンを吐き出していないと思うのは身びいきでしょうか・・・

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://sahelnet.org/mt/mt-tb.cgi/167

コメントする

このブログ記事について

このページは、Yoshinori FUKUIが2003年6月25日 07:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「天国はどこに」です。

次のブログ記事は「学力低下」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。