日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

シノワ!

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「シノワ!」
西アフリカの街を歩いていると、よくこんな声をかけられます。
これはフランス語の Chinois 、つまり「おい、そこの中国人!」という感じですね。
東アフリカ英語圏などではやはり「チャイニーズ!」と言われるのでしょうか?
「ヒンホン!」というバージョンもあります。
最初は「ニホン!」と言っていのかなと思っていましたが、どうやら「ニーハオ!」のつもりのようです。

シノワと言われると、怒る日本人がけっこういます。

たしかに、一単語だけ大声で投げかけられると、無礼に思えるかも知れません。
でも、"Hello !" とか "Bonjour !" だって、同じようなものじゃないでしょうか。

言っている方は、珍しいアジア人に、悪気なく、軽い挨拶のつもりで声をかけているだけかもしれません。
中国人と言われて怒る日本人自身が、声をかけている人の気持ちと関係なく、中国人を見下したりしていないでしょうか。

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コメント(1)

いつも楽しく読ませて頂いています。

’92年頃、ロシア(St. Petersburg)に半年ほど滞在していた時、街を歩いていると“キタヤンカ!(中国人)”とよく声をかけられていた(?)ことを思い出しました。(万国共通(?)、アジアの代表的民族としてまず思い浮かぶのは中国人なのでしょうか。)ロシアにはかなり多くのアジア系の人々が居るのですが、すぐによそ者とわかってしまうんだなぁ…と思いました。家主のおばさんにその話をした時、“中国人に間違えられてよかったよ。日本人だと思われたら何されたかわからないよ!”と言われたことが印象に残っています。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2003年9月24日 07:00に書いたブログ記事です。

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