今日は京都で、妻がマリ料理を作りました。
作ったのは、アルマルガ・マーフェ(トマト・ソース)とフォコホイ(モロヘイヤ・ソース)の2品でした。
アルマルガ・マーフェは、マリ北部だけでなく、バマコなど南部でもよく食べられるマリの代表的な料理です。
ただし味付けは北と南でずいぶん違います。
フォコフォイは、モロヘイヤとシアバター(カリテ)をふんだんに使ったマリ北部の郷土料理です。
トンブクトゥ地方では、料理の味付けに12種類の香辛料が使われます。
そして料理によって使う香辛料は決まっています。
今回、アルマルガ・マーフェには10種類、フォコホイには7種類のトンブクトゥの香辛料をちゃんと使って本格的なマリ北部の家庭料理を作りました。
ただし、多少日本人向けに薄味にしたそうです。
1.いつもは2時間くらいかけて作っている料理を、3つのテーブルを回りながら1時間半ほどで作った
2.アルマルガ・マーフェは、普段は肉多め、野菜少なめで作るけれど、今日は予算の関係で野菜多めで肉少なめにした
などの理由から、妻としては今ひとつ納得できる味にならず、来ていただいた方たちにはちょっと申し訳なかったそうです。
それでも、マリ料理の雰囲気、味、香りは堪能していただけたのではないでしょうか。
このサイトを見てきてくださった方もいらっしゃいました。
ありがとうございました。
また今回のマリ共和国の家庭料理の講習を主催してくださったkenebaの名取さんありがとうございました。
料理をゆっくり食べていたら、私がマリのお話をする時間がなくなってしまいました。
お話ししようと思ってできなかったことは、近いうちにここに書こうと思います。
コメントする