日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

27歳

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27歳というのは、普通、人間が挫折する時期であるように思う。それまでの人生の構成が立ち行かなくなり、自力で構成を変えていく。そのなかで、性のふんぎりも付き、仕事も見つかっていくものだ。

引用元:極東ブログ: 世の中の仕事ということ

ラクダによるサハラ砂漠横断をやめて日本に戻ってきたのが、ちょうど27才の時でした。

それは、砂漠で暮らす人々の価値観を知り、自分だけの夢に人生をかけることが傲慢に思え、それまでの10年間思い焦がれたラクダの旅を終えた年齢です。

一方で信じていた者に裏切られ、人間不信になった年齢です。それから抜け出すのに1年かかりました(その程度の人間不信だったわけですが)。

私の場合、そこで仕事がはっきりと決まったわけではありませんが、サヘルに関わる生き方を続けていこうと、進む道を決めたのはその翌年でした。

27才という年齢は多くの人にとって、自我と世界の関係を再構築する通過儀礼の年齢なのかも知れませんね。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2004年3月 5日 22:16に書いたブログ記事です。

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