日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

妻、マリ到着!

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朝7時、妻から元気な声で、マリの母の家に着いたとの連絡がありました。
よかった、よかった。

ぐっすり眠っている娘に、受話器越しに妻の声を聞かせてやると、目を閉じたまま、頬が緩みました。
母親の愛ってすごいなあとおもいました。

名古屋発のパリ便は、予定より30分遅れで15時過ぎにパリに着いたそうです。
しかし、ターミナルの乗り継ぎのバスがこれまた30分以上こなくて、バマコ行きのゲートに着いた時は、飛行機が出た後だったとのこと。
もともと1時間30分ほどの乗り継ぎ時間しかなかったのですが、おなじAir France便なので、乗り継ぐ人を待っていてくれるかと期待していたのですが、甘かったですね。

乗り遅れたため、翌日の同じ時間まで待たなくてはいけません。
夕方から翌夕までです。
そこで、ゆっくり休めるようにホテルに行こうと、トランジット・ビザがもらえないかたずねたところ、入管の職員間で、ビザを出してやれ、いやだめだと、激しい議論があったそうです。
妻自身がそれを見かねて、空港内でかまわない、と譲歩したそうです。
このあたり、妻の日本人に近いところだなあ、と思いました。

空港内に長いすがあり、そこで横になって休めたとのこと。

状況を伝えようと、テレホンカードを買って、私や義妹に電話しようとしたが、カードがうまく使えなかったそうです(汗)。
カードごとのシークレットナンバーを加えて電話をかけるシステムらしいですが、近くにいたフランス人にも手伝ってもらったが、使えなかったそうです(大汗)
キャッシュカードでかけられる電話もあるはずなのですが、そこまで考えなかったようです。

義母は、最近、一緒に暮らしている妻の妹も妻の名前ばかりで呼んでいるそうです。
妻を頼りにして、思ってくれているのはありがたいですが、ちょっと心配です。
マリの家族によろしく、たっぷりおかあさんに甘え、それ以上に甘えさせてあげるといいよ、と伝え、電話を切りました。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2005年2月19日 11:00に書いたブログ記事です。

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