日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

息子の来日予定

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マリの中東部の町アンソンゴで中学校に行っている息子は、学年末の試験も終わりバマコまで上京してきました。

今年は、引っ越し、妻の義母の見舞いのマリ行き、その後の義母のモロッコへの緊急移送・手術と大きな出費が重なりました。
そこで、妻と娘のマリ行きよりは出費の少ない息子が来日というパターンを昨年に続いてとることにしました。
しかし、マリ国籍の息子の来日は、手続きがなかなか大変です。

マリには日本の名誉領事館がありますが、日本のビザ発行はできません。
したがって、わざわざ隣国セネガルに行って日本のビザを取ってこなければなりません。
こちらから
「招聘及び滞在期間の身元引受書」
をマリに送ります。
それに、
・パスポート
・ビザの申請書
・日本までの往復の航空券
・私たち夫婦の婚姻証明書
を添付して日本のビザを申請・取得します。
そして
・パスポート
・日本のビザ
・日本までの往復の航空券
・私たち夫婦の婚姻証明書
・フランス滞在期間をカバーする旅行保険
・「旅行中の費用と責任保証書」
を合わせて、フランスのトランジットビザを申請・取得します。
このように、最終目的地の日本のビザ、経由地のフランスのビザを得てはじめて、マリから日本に向けて出発できます。

今のところ、

  1. 来週初めに、DHLで書類をマリへ送付

  2. 来週後半に、必要書類を持って、義妹の旦那に同伴してもらい、日本のビザ申請にセネガルへ

  3. 再来週初めに日本のビザを取得

  4. 再来週中にマリへ戻ってフランスの査証を申請・取得

  5. 再来週末にマリを出発し、パリへ

  6. パリ飛行場で義妹夫婦に出迎えてもらい、義妹夫婦宅で一泊

  7. 翌日義妹夫婦にも送ってもらいパリ発

  8. 次の週初めに日本着

という予定です。

息子が、予定通りに日本に着けるように祈っていてください。

追記(2005.06.25)
息子が早く日本に来て、少しでも長く一緒に過ごしたいです。
でも、日本かフランスのビザの取得に予定外の時間がかかると、ぎりぎりの計画では、マリ出発予定日までにすべての手続きが終わらず、航空券が無駄になってしまう危険もあります。
何があるかわからないアフリカからの出発ですから、息子のマリ出発は、涙をのんで、時間に余裕を見て、7月中旬に延ばすことにしました。

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このページは、Yoshinori FUKUIが2005年6月24日 23:04に書いたブログ記事です。

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