ナイジェリアの首都アブジャ発、南部の石油の町ポートハーコート(Port Harcourt)行きの、110人の乗客を乗せた民間の航空会社ソソリソ(Sosoliso)航空の旅客機が、10日土曜日、着陸に失敗し炎上したそうです。
110人の乗員・乗客のうち75人はアブジャの中学校の生徒とのこと。
幸い生存者が7人発見され、病院に運ばれたそうです。
しかし、Reutersによれば少なくとも60人が死亡、Xinhua によれば、病院に運ばれた7人を除く103人全員死亡と報道されています。
ソソリソ航空は、民間の航空会社で多くの国内線を運行しており、アブジャ−ポートハーコート間は、ソソリソ航空ともうひとつべつの航空会社のみが運行しているそうです。
ナイジェリアでは、20年以上使われて老朽化した機体が多く、滑走路の整備も充分でないとの指摘が先のロイターの記事にありました。
調べてみると、2002年5月4日に105人の乗員・乗客を乗せたEAS航空のBAC 1-11-500機が北部の町カノの近郊で墜落し、事故に巻き込まれた住民を合わせ148人死亡しています。
また2ヶ月前の10月22日にも、ラゴス近郊でBellview航空のボーイング737-200旅客機の墜落事故があり、乗員・乗客117人全員が死亡していますが、機体のブラックボックスは未だに発見されていないそうです。
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