朝起きると、窓の外、世界は真っ白だった。
雪かきをしながら、サヘルの暮らしを思い出した。
2003年1月アーカイブ
仕事で中国に行った人たちから、「いやまあ、中国の田舎はすごかった!」という話を聞いた。
- 食べ物に真っ黒にハエがたかっていたりする。あっちのハエは簡単に逃げない
- 飲み物にホコリが浮いていた
- ホテルのシャワーの水がチョロチョロとしか出なかった
- 車は中央斜線を越えて追い越しをする
- 荷馬車に車幅を超えるほど多くの荷物を積む
話を聞いて腰が引けている人が多かったが、私は聞いていてだんだんわくわくしてきた。
なんだかどこかで体験したような話ばかりじゃないか。
週刊新潮に20数年前の棚田の写真と、現在の同じ場所の棚田の写真が載っていた。
等高線のように尾根を越え谷を周り、複雑な曲線を描いていた棚田が、今は物差しで引いたような直線の重なる階段のような棚田へと変わっていた。
機械化するためには、仕方のなかったことだろう。
今の棚田の方が、きっとはるかに効率がいいだろう。
しかし、かつての棚田こそ美しいと思うのはなぜだろうか。
それは、単になくなってしまったものを惜しむだけの気持ちなのだろうか。
妻と娘が東京に遊びに行っているので、今日久しぶりに両親と3人で喫茶店に行った。
おいしいコーヒーと紅茶を飲める両親のお薦めの店だとという。
家から車で10分ほどのところだった。
両親は、キリマンジャロとブルーマウンテンを注文した。
私は、ダージリンをミルクティーで頼んだ。
しかし、注文したコーヒーがくると両親はなんと・・・
1987年から運行されていたエチオピア航空のブルキナファソ便は、 1993年から「経営上の理由」で運行停止になっていました。今夏から運行再開は、実に10年ぶりということになりますね。
エールブルキナとエチオピア航空コードシェアも検討されているそうです。
西アフリカへのアクセスが増えるのは嬉しいことです。
OUAGADOUGOU, 17 jan (AFP) - 13h54 - La compagnie éthiopienne de transport aérien, Ethiopian Airlines, va reprendre dès l'été prochain ses liaisons avec Ouagadougou, selon un accord signé le 15 janvier entre le gouvernement et les dirigeants de la compagnie, a-t-on appris vendredi.
引用元:L'actualité avec l'AFP
メールを読み書きし、「お気に入り」のULRをひととおり読み終え、それでもまだ「何か」ないかと検索サイトを開いてキーを叩いていることがあります。
読みたい本や書きたいことがたくさんあり、そしてなにより大切な妻や子供たちがそばにいるのに、それらに背を向けてネットに繋いでいる時があります。
1984年、ラクダでサハラ砂漠を横断するため、モーリタニアのBoutilimitでラクダを買った。
いざ出発という日にクーデターが起こり、首都への移動はしばらく様子見とになった。
数日経ち、首都も落ち着いたようなので、ようやく出発!と買ったばかりのラクダに乗ったら、ラクダが起きあがったとたん、(ラクダと一緒に買ったばかりの)鞍のひもが古くてぶち切れて、見事に後方に一回転して落ちてしまった。
朝起きると、雪が雨に変わるところだった。
庭の木々は雨に打たれ、明けていく朝の光に映えて、枝についた水滴が線香花火のように膨らんでは落ちてゆく。
しっとりと濡れた枝から落ちてゆく水滴を見ていたら、モプティの草いきれを思い出した。